[info]
GM :
所要時間:1h~3h
探索者:新規・継続不問。
KP難易度:易
謎解き難易度:易
戦闘難易度:なし
戦闘:なし
ロスト率:低
推奨技能:目星・値切り
[other] : まずい邪神の行進だ
[other] : ニャル子!?生きていたのか…
[other] GM : 他二人が出てきたのに私が出てこないとでも思ったか!
[other] : ニャル子!?本物!?
[other]
GM :
本物ですよ~!
画像は昔すぎて見つからなかったので違いますが~!
[main] : x5 3d #1 (3D6) > 10[6,2,2] > 10 #2 (3D6) > 12[5,1,6] > 12 #3 (3D6) > 11[5,3,3] > 11 #4 (3D6) > 7[4,2,1] > 7 #5 (3D6) > 16[6,6,4] > 16
[other] : !?
[other] : なんか涙出ちゃった
[other]
GM :
そんなに私が恋しかったですか真尋さ~ん!
[main] : x5 3d #1 (3D6) > 9[2,4,3] > 9 #2 (3D6) > 7[3,3,1] > 7 #3 (3D6) > 10[4,1,5] > 10 #4 (3D6) > 8[1,3,4] > 8 #5 (3D6) > 9[3,5,1] > 9
[info] GM : 探索者はとある理由から博物館へ行く。
[other] Noname : 来たか…JK
[other] GM : だが今違う!の人です!(本編未読)
[other] Noname : ギュッ
[ステータス]
ドクターTETSU :
STR10
CON12
DEX11
POW7 幸運35
INT 16 技能480
医師の眼光 医者だから色々鋭い 目星聞き耳 90
裏社会の医者 裏社会の医者だから荒事も得意 マーシャルアーツおよび拳銃 90
医術 300
JK 0 JKではない
[other] Noname : dice振り直し何回まで?
[other]
ドクターTETSU :
ニャル子がまた現れた…俺の胸は高鳴ったね
まるで恋する女子高生のようだったぜ!
[other] GM : 3回で!
[other] Noname : ワッカ
[main] Noname : x5 3d #1 (3D6) > 9[5,1,3] > 9 #2 (3D6) > 9[6,2,1] > 9 #3 (3D6) > 13[4,6,3] > 13 #4 (3D6) > 8[4,1,3] > 8 #5 (3D6) > 11[1,5,5] > 11
[other] ドクターTETSU : 振り直したら振り直した結果で確定?
[other] Noname : 多分?
[other] GM : どれでもいいですよ~!
[other] ドクターTETSU : おお
[main] ドクターTETSU : x5 3d ならオレもあと2回振っておくかね… #1 (3D6) > 13[5,3,5] > 13 #2 (3D6) > 10[6,2,2] > 10 #3 (3D6) > 16[6,6,4] > 16 #4 (3D6) > 7[4,1,2] > 7 #5 (3D6) > 11[4,5,2] > 11
[main] ドクターTETSU : x5 3d #1 (3D6) > 13[5,6,2] > 13 #2 (3D6) > 15[6,5,4] > 15 #3 (3D6) > 8[1,6,1] > 8 #4 (3D6) > 6[1,3,2] > 6 #5 (3D6) > 13[3,5,5] > 13
[other] ドクターTETSU : まあ流石にパッとしねえな… てかPOWが7以下しか出ねえけどおまえ?
[main] Noname : x5 3d じゃあ俺も一回 #1 (3D6) > 13[3,4,6] > 13 #2 (3D6) > 9[1,5,3] > 9 #3 (3D6) > 11[2,6,3] > 11 #4 (3D6) > 3[1,1,1] > 3 #5 (3D6) > 6[1,2,3] > 6
[other] Noname : ゾ
[other] ドクターTETSU : POW3
[other] GM : うんまそ~~~~!
[other] : 見てないけど多分スキルスがんのせい
[other] ドクターTETSU : ま… 一進一退ってとこだな…
[other] : ニャル子生きてたの!?
[other]
:
ひさびさだろ
[other] ドクターTETSU : あと一人先生とかは多分医術400ぐらいある
[other]
:
なんか感動した
と思ったら上のnonameも同じような感想言ってた
[other] : テキセで3~9か...悩むねェ〜
[other] : クー子は見かけたしあとはハス太でコンプだろ
[other] : ハス太は直前にいただろ
[other] ドクターTETSU : あーこれお盆だから亡霊が集まってるのか
[other] Noname : おお
[other] : 亡霊よりワンランク以上上のやつなんすがね...
[other] GM : 星の位置関係に導かれ何度も巡り合う!
[other] : 体感1年以上ぶりだけど岩に隠れてたのんか〜
[other] GM : 残念でしたね!トリックですよ!
[ステータス]
やみっち :
STR9
CON9
DEX13
POW8 幸運SAN40
INT11 アイデア55
闇商人90 闇の商人なので目利きとか値切りとか言いくるめとか
闇魔法具現化90 闇っぽいこと色々
目星90
手先の早業60
[other] やみっち : ヘッヘッヘ…旦那ァ…
[other] : Darkness Oyabu---n
[other] ドクターTETSU : なんだこの小物っぽいガキは…
[other] : 1d100<=50 腹パン (1D100<=50) > 27 > 成功
[other] やみっち :
[main] GM : では準備完了を教えてください!
[main] ドクターTETSU : 教えるぜ
[main] やみっち : 教えるわ
[main] GM : 死出の旅に!出航~~~~~~!
[other] : なんだこの一昔前の掲示板で作られてそうなRPGキャラクターは
[main] やみっち : 出航だァ~~~!!
[main] ドクターTETSU : 出航だァ~~~~~!
[main]
GM :
[main]
GM :
ある夜、探索者は夢を見た。
自分の体が沼に沈んでいく夢だった。腕をあげようとしても、身を捩ろうとしても動けず、ゆっくりずぶずぶと沈んでいく。探索者の周囲はぐるっと一周なめらかな土手のようなものがあり、もし腕を上げられたとしても到底掴めそうな場所はない。だから探索者は直立のままゆっくり沈むしかなかった。
[other] やみっち : 恐ろしいことにまだまだ現役でtkってる奴らがいるのよ
[main]
GM :
だが不思議と恐怖はなかった。このまま水底に横たわって、自分は静かに眠るのだろうとさえ思った。そうして胸元まで水に沈んだとき、探索者ははたと、自分の体がもうないことに気づく。今水面から出ている胸から上以外、ない。そこで冷気が這いよるように、じわじわと理解する。自分は沼に取られて動けなかったのではなく、「ない」から動けなかったのだと。途端に恐怖と焦燥がこみ上げる。ないはずの肺が圧迫される。助けを呼ぼうと声を出す。誰も来ない。自分は一生、このままだ。
[main]
GM :
探索者は飛び起きる。悪夢で済ますには嫌に現実味を帯びたものだった。
☆SANc(0/1)
[main] やみっち : CCB<=40 (1D100<=40) > 55 > 失敗
[main] system : [ やみっち ] SAN : 40 → 39
[main] ドクターTETSU : CCB<=35 (1D100<=35) > 10 > 成功
[other]
:
まずい起きたら早朝クトゥやってる
何年ぶりだァ...!?
[main] ドクターTETSU : 「チッ… 俺もヤキが回ったか、それとも死期ってやつでも近いのか…」
[main] GM : 時刻は朝。妙な夢を見た以外には何の変哲もない一日の始まりだ。外は快晴だった。
[other] やみっち : 来る?まだOPだし間に合うわよ?
[main] GM : 【目星】/テレビを付ける
[other] : ここは見に回る...◇
[other] やみっち : おお
[other] : あとアレックスのケツ掘るのに忙しいだら
[main] やみっち : 「…ブハァ!?」
[other] ドクターTETSU : ところで俺ら二人別々の場所でいいか?
[other]
GM :
早朝ならあと3時間遅いんですけどね~
懐かしいので始めちゃいました!
[other] GM : いいですよ~!
[other] ドクターTETSU : うわ!
[main] やみっち : 「…夢か、全く朝からなんて夢見るのよ…」
[main] やみっち : 目星しよ
[other] : やめてください!尻がもうもたないんです!
[main] やみっち : CCB<=90 目星 (1D100<=90) > 11 > スペシャル
[main] ドクターTETSU : CCB<=90 目星 (1D100<=90) > 53 > 成功
[main] ドクターTETSU : ベッドから起き上がりテレビをつける
[other] やみっち : ゴメスに掘られてる?↑
[other] ドクターTETSU : 出てくる名前が懐かしすぎる
[main]
GM :
朗らかな顔でキャスターが朝のニュースを読み上げている。
「2年前に調査が終わったアナトリア半島の出土品が、いよいよ世界各地でお披露目されることになりました。今回の発掘調査では主にヘレニズム文化の精巧な銀食器などが出土しており、日本でも調査団および各博物館、公的機関の協力により国内提携博物館での展示が始まっています」
[main] ドクターTETSU : 「古代の遺物だぁ?」
[main] やみっち : 「古代の遺物ねえ…いいなあ私もなんか掘り当てて一攫千金とかしてみたい…」
[main] やみっち : 「でも肉体労働は主義じゃないわね…」
[other] ドクターTETSU : これくだらねぇって言って平常運転するけど客からの依頼で行く事になるとかでもいい?
[other] やみっち : おお
[other]
GM :
いいですよ~
じゃあ導線はやみっちさんの方に行きますね!
[main]
GM :
ふいにゴンッとやみっちの頭になにかぶつかり床に落ちる。痛みに頭をさすりながら転がったものを拾い上げると、重たい金属製の山羊ーーーのような置き物だった。ような、というのは山羊の下半身が上向きのラッパのようになっていて、とうてい普通の山羊の造形ではなかったからだ。天井を見ても物が落ちてきそうな場所はなく、そもそもこんな奇妙な置き物は所持していない。
[other] やみっち : !
[main] やみっち : 「あだっ!?」
[main] ドクターTETSU : 「くだらねぇ」スマホに来てる方の治療依頼をチェックしてワゴン車を走らせる
[main]
GM :
不審がって今一度それに視線を戻す。古びた銀色の山羊が突如こちらを向く。硬い金属であるにも関わらず、ぬるりと首をもたげ、探索者の方へ向いたのだ。
[main] やみっち : 「も~何なの今日は立て続けに…」
[main]
GM :
「ソルディナ記念館へ行け」
山羊は口を動かし確かにそう言った。そして元の方向へ向き直ると、一切微動だにしない、ただの銀の置き物へと戻った。
☆SANc(1/1d2)
[main] やみっち : 「ヒッ…!?」
[main] やみっち : CCB<=39 (1D100<=39) > 31 > 成功
[main] system : [ やみっち ] SAN : 39 → 38
[main] GM : 【アイデア】【歴史】【人類学】
[main] やみっち : アイデアしかねえ…
[other] ドクターTETSU : こわい
[main] やみっち : CCB<=55 (1D100<=55) > 21 > 成功
[main] GM : 山羊の口には細い注ぎ口があり、後ろのラッパ部分から中で繋がっているようだった。この特徴的な形状は「リュトン」だろうと思う。リュトンは古代文明の儀式用の盃および水差しであり、ヘレニズム期にはギリシャ~小アジアにかけて大量に生産されていた。
[other] ドクターTETSU : へ~!
[main] やみっち : 「全く誰のいたずらよこんな…」
[main] やみっち : 「あっでもこれ割と歴史があるやつね、売ったらいい値段付くかしら?」
[main] GM : 【目星】
[main] やみっち : CCB<=90 (1D100<=90) > 75 > 成功
[other] ドクターTETSU : 俗物がよ…
[main] GM : ふと、自分の腕に12500と書かれていることに気づく。擦っても洗っても取れそうにない。刻印されているような見た目になっている。
[other] ドクターTETSU : 404890?
[other] GM : 左腕が腐り堕ちますよ!
[main] やみっち : 「えっなにこれ…?」
[main] やみっち : 「こすっても洗っても落ちない…」
[other] やみっち : こわい
[main] やみっち : 「…呪術の類?今日教会やってるかな…」
[main]
GM :
では二人は二つの行動を選べます!
①博物館に行く
②インターネットで調べものをする
[main] ドクターTETSU : じゃあ調べ物するか
[main] やみっち : 私も~
[main] GM : 【ナビゲート】【歴史】【図書館】【コンピューター】
[main] GM : あるいは特定のキーワードを検索!
[main]
ドクターTETSU :
まずい医者なのに図書館が振れない
裏社会の医者使えない?
[main] GM : いいですよ~!
[main] ドクターTETSU : うわ!
[main] ドクターTETSU : CCB<=90 裏社会の医者 (1D100<=90) > 19 > 成功
[main]
やみっち :
ソルティナ記念館 12500 リュトン
このキーワードそれぞれ検索
[main]
GM :
「ソルディナ記念館」はK県蛇令(だれい)市にある法人経営の博物館である。蛇令市と縁のある資産家にしてコレクターのジョシュ・ソルディナが創始者で、現在は孫のケン・ソルディナが運営しているようだ。ジョシュ・ソルディナは生涯をかけて様々な文化的遺物を収集しており、記念館ではそのコレクション展示や、他団体とのコラボ企画展などを行っている。現在は「アナトリア~文明のるつぼ~」展が開かれているようだ。
ソルディナ記念館へはここから2時間ほどで行ける。
[main]
GM :
③
山羊の口には細い注ぎ口があり、後ろのラッパ部分から中で繋がっているようだった。この特徴的な形状は「リュトン」だとわかる。リュトンは古代文明の儀式用の盃および水差しであり、ヘレニズム期にはギリシャ~小アジアにかけて大量に生産されていた。
[other] やみっち : K県…!!
[main] ドクターTETSU : 「別に特にこだわりはねえけど、日本人じゃねえのか…なんか珍しい気がすんな」
[other] GM : 警察が無能で有名な!
[other] ドクターTETSU : ちょっと待てよ鹿児島県かもしれないだろ…
[other] やみっち : おお
[other] GM : 香川かもしれません!
[main] やみっち : カタカタカタ
[main]
やみっち :
「うっそ今日は教会お休みじゃん、じゃあ解呪なんて頼めないわね…」
「それでリュトンは…知ってることと同じか」
[other] ドクターTETSU : 依頼人から博物館に呼び出されるくだりは俺がやったほうがいいか?
[other] GM : そうしましょうか!
[other] GM : (原作未読)
[other] ドクターTETSU : わかった
[main] やみっち : 「ソルディナ記念館…確かあの山羊がそんなことを」
[main] ドクターTETSU : 「……ん?なんだこの依頼…なんで博物館に…… チッ、しゃあねえか…」ワゴン車を走らせる
[other] ドクターTETSU : 向かったけどブッチされたみたいな…
[other] GM : 流石闇の客はモラルが低いですね!
[other] ドクターTETSU : 闇だからな…
[main] やみっち : 「…原因分かってるなら自分でいって解呪もできるだろうか、いやしかし素人判断でそれも一人では危険」
[other] やみっち : じゃあ私がそれを利用させてもらうぞ~~~!!
[main] やみっち : 「……あっそうだ!」
[other] ドクターTETSU : おお?
[main]
やみっち :
「架空の依頼作って同行させればいいじゃない!!私って冴えてるわ!」
「そうと決まれば腕っぷしの強い男でそういう依頼受けてるのがいいわね!え~っとこの条件なら…」
[other] ドクターTETSU : まずいうんこ女だ
[main] やみっち : 「ドクターTETSH…あの闇医者は意外と誠実な所あるからね、なんだかんだ困った患者なら見過ごせないでしょ」
[main] やみっち : 「んじゃ依頼書いて~」カキカキ
[main] やみっち : 「ポストに投函!」カコーン!!
[other] ドクターTETSU : 手紙なのかよ
[main] やみっち : 「よし道づれ出来た!後は先回りして記念館いくぞ~~~!」ピュー
[other] やみっち : なんか依頼を封筒で渡されたっぽかったから…
[other] ドクターTETSU : 別にいいが郵送でその行動で俺の確認間に合うのか?まあいいや
[main] GM : ふいに靴底が滑って転びかける。なんとか軸足を踏ん張って体勢を直すと、周囲を歩く人々の頭が、少し高い位置にある。まるで頭一つ分高くなったようだ。探索者は違和感を覚えながら目線を落とす。その足はしっかりと地面を踏みしめているが、その踏みしめているはずのコンクリートが妙ななめらかさを以て歪んでいた。
[main] GM : 周囲が、高くなったわけではない。探索者の半径1mほどの地面が浅く落ちくぼんでいるのだ。ぐるりと一周、緩やかな曲線を描いて高さ30cm程度、小さい土手のようなものができている。明らかにおかしい状況であるに関わらず、周囲の人間たちは目にも留めず歩いていく。
[other] やみっち : と思ったらメールって線もあったな…まずいわ頭回ってねえわ
[main]
GM :
探索者は土手から上がろうと一歩踏み出す。足がやけに重かった。左足が、動かない。なめらかな地面に少しずつ「沈んで」いっている。短い悲鳴をあげそうになりながら全力で左足を持ち上げる。急にガクンと身が軽くなった。探索者の左足がよろよろと前に出る。目線の高さが戻っている。奇妙な浅いくぼみも、なめらかな土手も、どこにもない。
☆異常な体験にSANc(1/1d3)
[other] ドクターTETSU : まあ3時だからな…
[main] やみっち : CCB<=38 (1D100<=38) > 71 > 失敗
[main] やみっち : 1D3 (1D3) > 1
[main] system : [ やみっち ] SAN : 38 → 37
[main] やみっち : 「えっなにこれ足場が…」
[main] やみっち : 「わっとと!?」
[main]
やみっち :
「…まずい!何だか知らないけど悪化してるわ!」
「早く現場に行かないと…!」
[main] やみっち : 記念館に向かうけどいけそう?
[main]
GM :
ソルディナ記念館はパステルカラーの小洒落た建物だった。立派なジョシュ・ソルディナの銅像の隣には「企画展開催中!」というスーパーのようなのぼりが立っており、まさしく地元の文化施設の趣がある。
入口には今回の企画展『アナトリア~文明のるつぼ~』の看板が立っていた。アナトリア半島で出土した物の特別展示がされているらしい。
中に入ると、企画展用の特別内装になっており、すぐ目の前にまえがきのプレートが置いてあった。
[main]
GM :
企画展『アナトリア~文明のるつぼ~』
5年前にアナトリア半島で突如発見された財宝類は、その昔、ヘレニズム期に土地を治めていた地元豪族の埋葬品だと見られています。約3年の精査と鑑定を経て、一般公開が可能になった貴重な出土品の数々ーーーその一部を、当記念館は特別に展示できる運びとなりました。ご協力いただいた各研究機関・調査団のみなさまには心よりお礼申し上げます。
当記念館では、今回のヘレニズム期の出土品と併せて、故ジョシュ・ソルディナのコレクションも公開しています。彼のコレクションにはメソポタミアやスキタイなど、ヘレニズムとは異なる出土品が多くあります。ぜひ今回の目玉であるアナトリアの遺宝と比較してご鑑賞ください。
館長 ケン・ソルディナ
[info]
GM :
企画展は第一展示室と第二展示室を丸々使って行われているらしい。どちらから見ても問題ないようだ。
<探索ガイド>
①第一展示室②第二展示室
[main] やみっち : 「ハァー!…ハァー!…ついた…」
[main] やみっち : ここで合流かな?
[main] ドクターTETSU : 「まあそんな時代の遺物が見つかるのはいいが、2年ちょいぐらいで日本で展示? なんかうさんくせえな……」ヒマだから説明見てる
[main] ドクターTETSU : ところを見つけていいよ~
[main] やみっち : わか
[main] やみっち : 「…ややっ!?そこにいらっしゃるのはその道では知らない人はいないドクターTETSU氏ではございやせんか!?いや~奇遇だな~こんな所で出会うなんて…」
[main] ドクターTETSU : 「なんだてめぇは?」
[main]
やみっち :
「まあまあそう警戒しなくても…私はこういう者ですよ」
スッっと名刺を差し出す
[main] ドクターTETSU : 「その流れで名刺渡してきて警戒するなって方が無理があんだろ、何の用だ?」受け取らない
[main] やみっち : 「いやあ特に要はありませんが…まあ折角こうして、この記念館を見に来たのでしょ?どうです?一緒に回りませんか?」
[main] ドクターTETSU : 「……まあいい、依頼人は来ねえみたいだからな」
[main] ドクターTETSU : 「だがイタズラかなんかだったら必ず落とし前は付けさせる」
[main] やみっち : 「ほう、依頼ですか」
[main] やみっち : 「ドクターTETSU相手にそんなイタズラかます奴とはそれは随分とふてぇ野郎もいるもんですね…」(よし、作戦成功、今ん所ばれてないな)
[main] ドクターTETSU : 「オイ…なんか企んでねえか?」
[main] やみっち : 「…え!?いやいや企むなんてそんな…」
[main] ドクターTETSU : 「チッ…まあいい、行くぞ」杖を突いて歩き出す そこまで遅くはない
[main] やみっち : (あぶねえ…思ったより勘が鋭いなコイツ…)
[main] やみっち : ペース合わせてついてく
[main] ドクターTETSU : ってわけでまずは第一展示室ってところか
[main] やみっち : だね
[main]
GM :
場所:第一展示室
ここはヘレニズム期以外の出土品ーーージョシュ・ソルディナのコレクションが展示されているようだ。とはいえ、壁際の展示台のほか、ガラスケースがあちこちに設置されており、個人蔵とは思えないほどの量だ。目玉であるアナトリアの出土品がないからか、あまり人は多くない。
[main]
GM :
<探索ガイド>
①壁際の展示台②ガラスケース
[main] やみっち : 私はガラスケースの方見よ
[main] ドクターTETSU : なら俺は展示台だ
[main]
GM :
②ガラスケース
ガラスケースでは同一のテーマを持った展示品が並んでいる。
【目星】/展示を全部見る
[main] やみっち : CCB<=90 めぼし (1D100<=90) > 65 > 成功
[main]
GM :
様々な作風の蛇の装飾品が飾られている。傍に説明文がある。
“
ヘビを象った装飾品は多くの古代文明の下で生産されました。ヘビの毒の治療法がない時代に生きる彼らは、ヘビを「強力な力の象徴」として扱っていたようです。ヘビの「強力な力」は、富や権力の象徴より「破魔」の意味合いが強く、護符やお守りに使われていた痕跡が残っています。
[main]
GM :
①壁際の展示台
先史時代の出土品を中心に展示物の軽い説明が成されている。素人でも目を引くのは、スキタイ人の精巧な黄金の装飾品や造形が特徴的なマヤ文明、メソポタミア文明の出土品などだろう。
[main]
GM :
【目星】/スキタイの展示品を見る
【目星】/マヤの展示品を見る
【目星】/メソポタミアの展示を見る
[main] ドクターTETSU : CCB<=90 医師の眼光 スキタイを見る (1D100<=90) > 11 > スペシャル
[main] ドクターTETSU : おお
[main] やみっち : 私もマヤ見るか
[main] やみっち : CCB<=90 (1D100<=90) > 35 > 成功
[main]
GM :
スキタイの展示品を見る
美しい金の輪が展示されている。細長く伸ばされた純金がばねのようにとぐろを巻いており、先端は精巧な犬の彫刻が施されていた。傍に説明文がある。
“
「スキタイのトルク」
これは前4世紀ごろにスキタイ人が付けていた首飾り(トルク)です。コイル状の繊細な装飾と、装着のための蝶番がついた実用性が最大の特徴です。基本的にスキタイのトルクは3重構造(3回巻いた形)になっており、犬やヒョウ、ライオンなど肉食動物の装飾が施されるパターンが多く見られます。
[main]
GM :
マヤの展示品を見る
美しい緑色の仮面が展示されている。土台となる木製の仮面に貝殻や薄い鉱石を貼り付けたもののようだ。鼻が大きく黒目がちな仮面の表情は、西洋美術とはまた一線を画している。傍に説明文がある。
“
「マヤの仮面」
温暖湿潤気候のマヤ地域は、木や毛織物などの長期保存に向かないため有機物の遺物はほとんど残っていません。しかしこの木の仮面は樹脂加工によってほとんど完璧な状態で発見されました。マヤ人は彼らにとって大事な植物であるトウモロコシを象徴する「翡翠(緑色の鉱物)」を特に好み、多くの装飾に利用しました。また、貝殻と翡翠を貼り付けるモザイク装飾も好んだようです。
[main] やみっち : 後はメソポタミアか
[main] ドクターTETSU : 「紀元前にこれだけの技術力持ってんのはいいが、どうにも成金っぽい気もするな…」
[main] ドクターTETSU : CCB<=90 医師の眼光 なら俺がメソポタミアも (1D100<=90) > 33 > 成功
[main]
GM :
「メソポタミアの器」
メソポタミアでは豊かさの象徴として牡牛の装飾が好まれました。他にも草木や鳥など、普段彼らが目にしていた風景そのものが意匠に落とし込まれています。特にこの器にも見られる鱗のような模様は、日本では青海波(せいがいは)文様という海の象徴ですが、メソポタミア人にとっては山の象徴だったようです。純金・純銀に加え、ラピスラズリやカーネリアンなど宝石(色石)が使われているのも特徴的ですね。
”
[main] ドクターTETSU : 「趣味が合わねえな」とだけ言ってほぼスルー
[main] やみっち : 「蛇蛇蛇…ここいらの展示物は蛇が多いわね」
[main] ドクターTETSU : 「蛇ね…… アスクレピオスの杖といい、こっちの業界にも縁がある生き物ではあるな。 もっとも俺らは蛇の毒を神聖化させねえのが仕事だが」
[main] やみっち : 「治療できない蛇じゃあそりゃそうですね…」
[main] やみっち : 「ここら辺はもう大体見ましたね、次のエリアに行きますか」
[main] ドクターTETSU : 「治療できないものを治療可能にしていくのが進歩であり神話からの脱却ってやつだ」
[main] ドクターTETSU : 「そうだな、行くか」
[main]
GM :
場所:第二展示室
それなりの人数の地元民が興味深げに展示品を見ている。説明のプレートや順路の案内板も凝っており、ここがこの企画展のメインであろうことは一目瞭然だった。
入口のすぐ横にアナトリア半島の写真が載った大きなパネルがある。
“
アナトリア半島の村落でヘレニズム期の宝飾品が大量に発見された際、世界中の研究者が首をかしげました。と、いうのも、発見された遺宝は明らかに煌びやかな埋葬品であるにも関わらず、棺や祭壇の類が一切見当たらなかったからです。
調査が進み、出土品はやはり各地で見つかっているものと同様、豪族の遺体と共に収められた埋葬品と酷似していることがわかりました。しかし同時に、見つかったこれらの財宝は「埋めた形跡がない」ことも判明しました。つまり、無造作にばらまかれた大量の財宝が誰の手にも振れずに長い時間を経て土に埋もれたーーーというような状況が示唆されてしまったのです。
このような前代未聞の調査結果には、未だ侃々諤々の議論が成されています。もはや重要なのは出土品そのものよりその出土状況になり、既に追加で何陣もの調査団がアナトリアへ向かう事態となっています。
21世紀の考古学を以てしても謎めくアナトリアの新たな財宝たち。みなさんもぜひその目でお確かめください。
[main]
GM :
<探索ガイド>
①正面展示②ほかの展示
[main] やみっち : 今度は一旦正面展示から見る
[main] やみっち : 複数あるかもなので~
[main] ドクターTETSU : なら他の展示見るか
[main]
GM :
①正面展示
ガイドポールで囲まれた大きなガラスケースに赤い布がかけられている。中は見れないようだ。
うろうろしていると女性スタッフがにこやかに近づいてきて「こちらの特別展示品『浅鉢』はあと30分ほどで公開となります。それまでは他の展示をご覧ください」と案内してくれた。
[main]
GM :
②ほかの展示
数々の展示品と共にヘレニズム文化の特色が説明されている。
“
ヘレニズムとはギリシア文化と古代オリエント(東方)文化が混ざりあった文化を指します。アレクサンドロス3世の大遠征によってアナトリアをはじめとする西アジアにギリシア美術がもたらされ、結果、その影響を色濃く受けながらもアジア的な繊細さも併せ持つ新しい文化ーーーヘレニズムが生まれました。
ヘレニズム期の出土品の特徴はなんと言っても写実的な装飾でしょう。金や銀を薄く伸ばし、毛の一本一本まで再現している装飾品・儀式装具が多数見受けられます。
さらに、経済的な流通の一助として、ほとんどの細工品に重量が刻印されているのも特徴でしょう。単位は年代によって異なりますが、ドラクマであることが多いようです(1ドラクマ=約4g)。
[main] やみっち : じゃあ他の展示見よか…
[main]
GM :
展示品はどれも金銀でできた器やリュトン、ネックレスだった。大きな器だと、内側の底にギリシア神話の英雄の全身レリーフがあったり、精巧な山羊の彫り物がされていたりと、内部まで凝った装飾があるのだとわかる。
【値切り】/展示品をじっくり見る
[main] やみっち : とうとう出番か…
[main] やみっち : 闇商人で鑑定するわよ
[main] GM : どうぞ!
[main] やみっち : CCB<=90 やみ (1D100<=90) > 62 > 成功
[main] ドクターTETSU : 見だな
[main]
GM :
展示されている装飾品はどれも純金・純銀製だとわかる。銀の器に指し色で金が使われているものもある。どれも緑青が浮いていないため、少なくとも鋼などでかさまししているようには見えない。
そうなると、貴金属に対しここまで精巧な浮き彫りができる当時の細工技術も驚嘆に値するだろう。レリーフ(浮き彫り)されている鹿・馬・山羊・人間などは、どれも生きているかのように瑞々しい。
[main] ドクターTETSU : 「これだけの技術力があるなら医療道具だっていいの作れたんじゃねえのか… って思っちまうのが現代人目線ってやつなのかねえ」
[main]
やみっち :
「は~凄いわねここの展示物……古いけどどれも状態がいい」
「割とこういうの雑なのも多いけどここは気合入ってるわ」
[main] ドクターTETSU : 「さぞかしいい暮らしをしてたんだろうよ、少なくともこれで着飾ってるような連中はな」
[main] やみっち : 「華々しい生活ですか…いいなあ」
[main] ドクターTETSU : 「クク、実際は権謀術数に塗れておちおち安眠もできてなかったかもしれねえがな」
[main] やみっち : 「あ、あ~~確かにこの時代とか特に…」
[main] ドクターTETSU : 「それで言うなら医者目線からすりゃ、安定した食料が供給されてるなら精神面での安定が取れてるならそいつが最も幸福だと判断したいもんだな、少なくとも王様ってのは俺から言わせりゃ幸福ではねえ」
[main] やみっち : 「そういうもんですかね?」
[main] ドクターTETSU : 「さてな、人それぞれだろ。 さっきはああ言ったが、俺は俺の理想のために健康とは程遠い生活を選んだわけだしな。金を一番持ってる奴が一番幸福だとのたまうのもそりゃ自由さ」
[main]
GM :
________________
落ち着いた女性の声で館内放送が響き渡る。
「ただいまより、アナトリア出土品の一つ『浅鉢』が公開になります。こちらは現地研究機関の協力のもと、特別に当館で期間限定での公開が実現いたしました展示品でございます。実物の展示は数少ない機会となりますので、みなさまぜひ第二展示室正面展示にお越しください」
それを聞いて人の流れがぼちぼち第二展示室に向かう。どうやら『浅鉢』というのがこの企画展で一番貴重なもののようだ。
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[main] ドクターTETSU : 「浅鉢?なんかの比喩か?」
[main] やみっち : 「…あっ、今のアナウンス、さっきの正面入り口にあったあれのことじゃないですか?」
[main] やみっち : 「さっきは準備中で見れなかったけど…」
[main] ドクターTETSU : 「ここいらに並んでる装飾品と比べると関係性が見いだせないっつーか、有り体に言って地味そうだな」
[main] ドクターTETSU : 「まあいい、行ってみるか」
[main] やみっち : 「ですね」
[main] GM : 布がかけられたひときわ大きなガラスケースに人々が集まる。探索者は運よく前のほうに陣取ることができ、目の前でスタッフが布を引いた。
[main]
GM :
『浅鉢』が露になる。
[main] GM : 土台に立てかけられ、柔らかな照明を刺すように反射している。銀の平たい、文字通り浅い鉢のような形をした器だった。繊細な黄金の網模様で縁どられ、銀と金のコントラストは数千年前の遺物とは思えないほど美しかった。
[main]
GM :
しかし、この器の、最も目を引く箇所はそこではない。この『浅鉢』の内側の底には、男性の上半身のレリーフが施されているのだ。男はいやに立体的で、髭をたたえた顔は斜め上を向き、いかにもギリシアらしいキトンをつけた左肩をよじるかのように前に出している。ここにワインでも注ごうものなら、血の池に沈みゆくのをどうにか抜け出そうとしているようにさえ見えるだろう。探索者から見たら、それはただの浅い鉢だ。だが、なぜか異様な既視感と恐怖が背筋に這い上った。
☆SANc(0/1)
[main] やみっち : CCB<=37 (1D100<=37) > 45 > 失敗
[main] ドクターTETSU : CCB<=35 (1D100<=35) > 93 > 失敗
[main] system : [ やみっち ] SAN : 37 → 36
[main] system : [ ドクターTETSU ] SAN : 35 → 34
[main] ドクターTETSU : 「…!」
[main] やみっち : 「うっわ~悪趣味…しかしこれも芸術といえば芸術なんですかね」
[main] ドクターTETSU : 「チッ…… 別に成金に着飾るならいくらでも勝手にやりゃあいいが、闘技場しかりこういう人間の命で楽しんでる系の奴は胸糞が悪くなりやがる」
[main] やみっち : (しかし何かあれには既視感があるような…何だろ?)
[main] やみっち : ハッ
[main] やみっち : (そういや今日見た夢も溺れる夢…!)
[main] やみっち : (偶然…とも思えないなあ、手の刻印もあるし)
[main] ドクターTETSU : 「どうした?」
[main] やみっち : 「え?い、いやぁなんでも…」
[main] やみっち : そういって自分の二の腕をギュッと握る
[main] ドクターTETSU : 「もし診療費だの気にしてるんならくだらねえ、気分が悪いなら先にそう言え、ぶっ倒れでもされた方が迷惑だ」
[main]
やみっち :
「……え?」
「わ、分かりました、いやでも気分が悪いとかそうではないので大丈夫です」
[main] ドクターTETSU : 「ならいいが」
[main]
やみっち :
(ちょ…ちょっと、騙して来させた手前そんな普通に優しくされると流石に良心が痛むんだけど!?)
(た…耐えろ私…!この腕の数字を消すまでは耐えるのよ…!)
[main] GM : 『浅鉢』のリアルで躍動感のある意匠は、その場にいる多くの来場者の息を飲ませた。ときおり感嘆が漏れる展示室の中、女性スタッフが落ち着いた声で解説を始める。
[main] GM : 「こちらのセンセーショナルな浅鉢ですが、実はそこまで珍しい意匠ではありません。多くは海外での公開になっていますが、このように沈んでいくーーーもしくは抜け出そうとしてるかのような立体的なレリーフを持つ器は多く発見されています。というのも、我々がそう見えるだけで、このレリーフは権力者の肖像に過ぎないからです。男性をよくご覧ください。金色のヘアバンドをしていますよね?これが統治者・権力者を表すシンボルなのです」
[main] GM : 「また、男性の肩口に注目していただくと、短い銘が彫られているのがわかります。これはパルティア語で179と書かれており、単位はドラクマです。つまり、『この器の重量は179ドラクマ』というタグ表示みたいなものですね。だから研究者たちはこのようなちょっと不思議な意匠の器も、当時は普通に流通していたのではないかと考えています。ただーーー」
[main]
GM :
そこで、カランと音が鳴る。
[main] GM : 女性スタッフが立っていたところに一枚の器が落ちている。彼女の姿はない。その器は銀でできているようだった。誰かが「え?」と声をあげた。その瞬間、背後で耳をつんざくような金属音が何重にも響き、すぐに静寂が訪れた。
[main]
GM :
探索者はおそるおそる後ろを向く。誰もない代わりに、底に人間のレリーフが施された、美しい銀の器が何十枚も落ちている。
☆SANc(1/1d4)
[main] やみっち : CCB<=36 (1D100<=36) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[main] system : [ やみっち ] SAN : 36 → 35
[main] ドクターTETSU : CCB<=34 (1D100<=34) > 3 > 決定的成功/スペシャル
[main] ドクターTETSU : おお
[main] やみっち : おお
[main] system : [ ドクターTETSU ] SAN : 34 → 33
[main] ドクターTETSU : 無駄に運使った気がする…
[main] やみっち : わかるつらい
[main] ドクターTETSU : 「………何!?」
[main] やみっち : 「……え?」
[main] ドクターTETSU : 「こいつは…!?」器の模様を確認
[main] やみっち : 「皿……?なんでこんなところに…」
[main] GM : バクバクと鼓動を打つ心臓を感じながら一歩よろめいた。その拍子にガイドポールが倒れる。音一つしない展示室。静まり返った館内。探索者は上を向く。背にしたガラスケースに、浅鉢が一つ。男と目が合う。
[main] GM : 虚空を見上げていたはずの浅鉢の男が、こちらを見ている。
[main] GM : 「我らの神の下へ来い」
[main] GM : たしかに、そう言った。
[main] GM : 途端に探索者はバランスを崩す。視線が下がる。床が栓を抜かれた水のように落ちくぼみ、探索者ごと落下していく。大量の美しい浅鉢と共に、探索者は落ちていくーーー。
[main] ドクターTETSU : 「何───!」
[main] やみっち : 「えっ」
[main] ドクターTETSU : そのまま落ちていく
[main]
やみっち :
悲鳴も出す間もなく、思考が止まり
下へ、下へ…
[main] GM : ガラガラと音を立てて探索者は見知らぬ空間に落ちる。土臭さが鼻孔をくすぐる。信じがたいことだがーーーどこかの地下のようだった。探索者は薄暗い中立ち上がる。上を見ても厚い土しかなく、戻る術はなさそうだ。遠くまで続く奥はなにがあるかわからない。
[main]
GM :
足が銀の器を踏む。探索者の周りは、夥しい量の財宝で埋め尽くされていた。銀の浅鉢、山羊のリュトン、金の水差し…あらゆる古代の宝物が散乱し、あるいは壁に埋もれ、あるいは天井から突き出し、まるで天然鉱物かのように地下と一体となっていた。
[main]
GM :
美しい器にはどれも精巧なレリーフが施されている。あの『浅鉢』の男のように。
<探索ガイド>
①財宝類②壁際
[main] やみっち : 「う…うう…生きてる…?」
[other]
:
(あっあっダークネスⅠだ)
やみっち!やみっち!
[main] ドクターTETSU : 「なんだここは……」
[main] ドクターTETSU : 「チッ… とんでもねえ事にはさんざん巻き込まれて来たがこんなオカルトじみた体験はしたことねえぞ」
[main] やみっち : 「どうやら床が崩壊して…」
[main] ドクターTETSU : 「崩落してこうなると思うか?上に土しかねえぞ、瓦礫ぐらい少しはねえとおかしい」
[main]
やみっち :
「…あれ!?あんなところに金銀財宝が!?地下に埋まってたって事はまだ所有権もないはずよね!?じゃあ最初に見つけた私のって事かしら!?」
財宝類に飛びつく
[main] ドクターTETSU : 「おいバカ迂闊な行動するんじゃねえ」
[main] やみっち : そんな感じで財宝類見るぞ~
[main]
GM :
①財宝類
ほとんどがヘレニズム期の財宝のようだが、中にはそれよりも古い、あるいは新しい時代の遺物も混じっている。ただし不自然な形で埋まっていたり、山積みになっているのはやはりヘレニズム期のものばかりだ。元々雑多な時代の遺物がここに溜まっており、その上から当該期の財宝が集められたような印象さえ受ける。
[main] GM : 「あの日神が通った」
[main] GM : ふと声がする。足を止める。壁に半分埋まった銀の浅鉢が目に入る。底には今にも這い出ようとしそうな若い男のレリーフがある。その男はじっと探索者を見て口を動かした。
[main] GM : 「我らは変えられた」
[main] GM : そう告げると、虚空を見上げ、ぬるりと無機質なレリーフへと戻る。
[main] GM : 「ここには街があった」
[main] GM : また声がする。リュトンの馬がこちらを見ている。馬が戻ると、今度は横の少女のレリーフが声を発する。
[main] GM : 「瞬きのあいだに我らは居なくなった」
[main] GM : また戻る。この空間のいたるところから、財宝たちが声を上げる。一言だけ、囁くように、しかし、確実に、探索者を見つめては銀に、あるいは金に戻る。
[main]
GM :
「神は永らく穏やかだった」
「だが我らは発見された」
「多くの我らが連れ去られた」
「神に怒りはない」
「ただ」
「不足したものは補わなければならない」
[main]
GM :
探索者が歩くたび、ヘレニズムの財宝は囁き続ける。無数の遺されたものたちの声があたりに充満する。
☆SANc(0/1)
[main] ドクターTETSU : CCB<=33 (1D100<=33) > 4 > 決定的成功/スペシャル
[main] やみっち : CCB<=35 (1D100<=35) > 90 > 失敗
[main] ドクターTETSU : おお
[main] ドクターTETSU : だからなんなんだよ!
[main] system : [ やみっち ] SAN : 35 → 34
[main] やみっち : それはそう
[main] やみっち : 「え!?い、いやまだ私は手を付けてませんよ!?」
[main] ドクターTETSU : 「落ち着け、多分あの美術館に収められたやつって事だろ」
[main] ドクターTETSU : 「だが…… これを見る限り、ここにある物を持ち出していい事なんてありゃしねえだろうがな……クク……」
[main] やみっち : 「う…うぐぐ…」
[main] ドクターTETSU : 「おい、神ってのはなんだ?」と財宝らに
[main] GM : 財宝たちは意思疎通ができない様だ
[main] ドクターTETSU : 「チッ、だんまりか……」
[main] やみっち : 「う~んそもそもなんなんですかねこの空間…」
[main] ドクターTETSU : 「勘だが……」
[main] ドクターTETSU : 「アナトリア半島の村落の地下ってやつじゃねえのか」
[main] やみっち : 「地下の集落…私達はそこまで転移してしまったと?」
[main] ドクターTETSU : 「人間が銀の器になるんだ、ワープぐらい出来ねえほうが不思議だと思うぜ」
[main] ドクターTETSU : 「だがまあ、金銀を欲しがるなんざどうしようもなく俗物な神だとは思うがね」
[main]
やみっち :
「いえ、私もそれは不思議ではないと思います」
何なら知り合いにいるもんな、テレポート覚えてる勇者…
[main] やみっち : 「ただ…何故連れてこられたのかは解せませんね…それも私達だけ」
[main] やみっち : いや、それも心当たりはある、あの夢とこの数字の刻印…
[main] やみっち : 多分その時点で私達は選ばれていたのだろう
[main] ドクターTETSU : 「まあ過ぎた事を考えても仕方ねえ、抜け出す方法を探さねえとな」
[main] やみっち : 「ですね…まずはどうにかしてここから出なければ…」
[main] ドクターTETSU : 壁際に行くぞ、来い
[main] やみっち : レッツゴー
[main]
GM :
②壁際
土と岩の壁の近くにはひときわうず高く積まれた遺物の山があった。あらゆる時代の財宝がそこにあった。探索者が近づくと、頭にコツンと何かが落ちた。手のひらに乗る程度の、小さな銀製のヘビだった。このヘビが動くことはなかったが、ほのかに青く光っており、持っていると不思議な力を感じた。
[main] GM : そのとき、山の中の財宝たちがーーー正確には財宝一つ一つに刻まれた精巧なレリーフたちが、有機的な動きで探索者を見つめる。彼らは一言ずつ囁くように言葉を紡ぎ始めた。
[main]
GM :
「護符を持て」
「神が待っている」
「持たざる者は神の糧になる」
[main] GM : 少女も、学者も、兵士も、山羊も、鳥も、すべてのレリーフは一言のみを紡いで元の無機物に戻ってしまう。
[main]
GM :
「だが知られるな」
「護符は我らのうちに隠せ」
「見極めろ」
[main] GM : レリーフたちはそこまで言って一斉に沈黙する。もはや何をしようと口を開くことはなかった。しかしその代わりとでも言うように、財宝の山がガラガラと崩れ、探索者の足元に5つの器が転がった。
[main] GM : 金の盃がふたつ、碧玉の盃がひとつ、銀の盃がふたつ。手に取ってよく見れそうだ。
[main] やみっち : 「護符…?うわっ」
[main] ドクターTETSU : 「なんだ…?」
[main]
やみっち :
「…これが護符?それにしては大きいような気も…」
金から持って調べる
[main] ドクターTETSU : 「蛇は神聖視されてるみたいだし、護符はこのお猪口みてえやつじゃねえか?」
[main]
GM :
①男のレリーフがある金の盃
両脇に取っ手が付いた金の盃で、底の一部分だけが銀製のようだ。銀の部分には首に三本の横筋がついた槍を持った男のレリーフが施されている。
【値切り】
[main] やみっち : やってくぞ~闇商人
[main] やみっち : CCB<=90 鑑定だ~ (1D100<=90) > 95 > 失敗
[main] やみっち : 🌈
[main] GM : 🌈
[main]
やみっち :
90ならこういう事もあろう…
仕方ない次の碧玉見るか
[main] ドクターTETSU : がんばえ~
[main]
GM :
<探索ガイド>
①男のレリーフがある金の盃②山羊のレリーフがある金の盃③翡翠色の盃④牛のレリーフがある銀の盃⑤男のレリーフがある銀の盃
[main]
やみっち :
ああなるほどこういう感じか
2番!
[main] ドクターTETSU : 次はヤギのレリーフのやつか
[main]
GM :
②山羊のレリーフがある金の盃
一面黄金の豪奢な盃だ。底には大きな山羊が彫られており、取っ手部分に魚の意匠が施されている。また、古代文字なので読めないが何か刻印されている。
【値切り】
[main] やみっち : CCB<=90 ねぎねぎ (1D100<=90) > 68 > 成功
[main] GM : 純金であるとわかる。古代文字は記念館で見たものと似ているためパルティア語ではないかと思われるが、読めない。
[main]
やみっち :
分からん文字…
とりあえず一気に行くわ3番!
[main]
GM :
③翡翠色の盃
正真正銘翡翠を削られて作られた盃のようだ。表面にモザイク画のような綺麗な装飾がされている。元が鉱物だからか、持ち手も角ばっているが、全体が研磨されているため美しい。
【値切り】
[main] やみっち : CCB<=90 ねぎ (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[main] やみっち : !!
[main] やみっち : 来たか…クリ
[main] ドクターTETSU : おお
[other]
ドクターTETSU :
この卓クリ出すぎだろ
4回も出てるぞ
[main]
GM :
装飾に使われている綺麗な素材は貝殻だとわかる。
マヤ文明の盃のようだ
必要なのはこれではない気がする
[other] GM : じゃあ次はファンブルですね~~~~!
[other] やみっち : ゾ
[main] ドクターTETSU : つまりどれかが必要ってことか
[other] ドクターTETSU : こわい
[main] やみっち : なるほど…4番!
[main]
GM :
④牛のレリーフがある銀の盃
銀で出来た素体に赤や青の美しい石がはめ込まれている。よく見ると内側には鱗のような模様がついている。
【値切り】
[main] やみっち : CCB<=90 ね (1D100<=90) > 18 > スペシャル
[main] やみっち : 出目がいい
[main] GM : 全て純銀で、石は赤がカーネリアン、青がラピスラズリだとわかる。
[main] やみっち : ほう…5番!
[main]
GM :
⑤男のレリーフがある銀の盃
精巧な男のレリーフがついた銀の盃だ。形状が違うだけで記念館で見た浅鉢と雰囲気が似ている。手に持って調べると緑っぽい汚れが付いた。
【値切り】
[other]
やみっち :
?
パルティア語
要らない
カーネリアン/ラピスラズリ
[main] やみっち : CCB<=90 ねぎぶんまわし (1D100<=90) > 66 > 成功
[main] GM : 緑っぽい汚れは緑青だとわかる。
[main] GM : [開示情報]盃を持って奥へ進む場合、どの盃をどのように持っていくか宣言すること。この宣言は実質最終行動宣言になりうるため注意。
[other] やみっち : 緑っぽい汚れは緑青だとわかる。
[main] やみっち : 一周したから1番目調べることできない?
[main] GM : できますよ~!
[main] やみっち : うわあり!
[main] やみっち : CCB<=90 (1D100<=90) > 24 > 成功
[main] GM : 純金・純銀が使われているとわかる。男の首にある三本の筋もわざわざ黄金で鍍金(ときん/薄く上からかぶせること)して描いているようだ。
[other]
やみっち :
純金純銀
パルティア語
要らない
カーネリアン/ラピスラズリ
緑っぽい汚れは緑青だとわかる。
[main] やみっち : 「ふ~むなるほどなるほど…」
[main] ドクターTETSU : 「緑青ってのは銅に付くんじゃなかったか?」
[main] やみっち : 「てことはこれは銀じゃなくて銅…?」
[main] ドクターTETSU : 「少なくとも銀に付くなんて聞いた事はねえな」
[main] ドクターTETSU : 「いずれにせよ他より価値は低そうだ、それに銀じゃないなら基本的に魔除けとしても価値は下だろ」
[main] やみっち : 「恐らくこの翡翠色の盃も違う…となると」
[main] やみっち : 「残り3つかあ…」
[main] ドクターTETSU : 「鱗模様にカーネリアンとラピスラズリ……④は多分メソポタミアの奴だな」
[main] ドクターTETSU : 「蛇も神話に出てくるが、恐らく毒がどうこうってやつじゃねえだろう」
[main] やみっち : 「後はパルティア後の盃と…」
[main] ドクターTETSU : 「三本筋の金の奴だな」
[main] ドクターTETSU : 「で、こいつは恐らくスキタイの奴じゃねえか?」
[main] やみっち : 「ああ細長く金を伸ばすのは確かに…」
[main] ドクターTETSU : 「スキタイってペルシアの北だろ?ヘレニズムとはちょっと違うんじゃねえか」
[other] やみっち : マズイメモってなかったから状況整理で頭おかしくなりそう
[main] やみっち : 「となると…」
[main] やみっち : 「山羊のリュトン、これですか」
[main] ドクターTETSU : 「半ば消去法なのが気に食わねえが、恐らくな」
[main] GM : ではそれをどのようにして持っていきますか!
[main] ドクターTETSU : 盃の裏ってこう……
[main] ドクターTETSU : 蛇の彫刻が収まるスペースある?
[main] GM : ありますね!
[main] ドクターTETSU : ならそこに上手い事入れて持っていくか…でいい?
[main] GM : わかりました!
[other] やみっち : リュトンはヘレニズム期に作られてるから矛盾はないな…
[main] GM : では…進みますか?
[main] ドクターTETSU : どうする?
[other] ドクターTETSU : 恐らくな…
[main] やみっち : 進みましょ
[main] GM : 探索者が歩くたび、カラカラと金属が転がる音がする。どれほど歩いていただろうか、ぼんやりとした暗さを保っていた地下道に、うっすらと光が差してくる。少し先の方から光が漏れているらしい。
[main] GM : もはや戻ったところでどうしようもない。探索者は歩みを進めた。軽く狭まった通路のあと、突如視界が開ける。およそ地下空間と思えない広さとまばゆさの丸い空洞ーーーその一面に、おびただしい量の金銀が光っていた。
[main] GM : それは嵐のようだった。無数に突き刺さる金と銀の器が針山めいた光景を成し、その上を同じく煌びやかな財宝が飛び交っている。どれもこれも毛の一本まで表現されたレリーフと冬のような銀。あるいは金が夏の河のように輝いていて、遥か昔の遺宝たちが夢幻の黄金郷を形作っていた。
[main] GM : しかし、その中央。
[main] GM : この黄金郷に浮く、巨大な塊。金でも銀でも銅でも鋼でも鉄でも錫でもない、未知の金属。
[main] GM : それは先史の狭間に取り遺された財宝たちを取り込み、吐き出し、収縮させ、膨張させ、同化し、分化し、ただそこに在った。探索者は無意識にそれの隙間に入っていく一枚の浅鉢を見た。探索者は無意識にそれの隙間から吐き出される一本のリュトンを見た。探索者は見た。それの動きを。水差しを。それの鋭角を。平皿を。それの長辺を。しかし絶対的に脳が理解しえない。それは無数の金属の塊であるにも関わらず、その存在を脳が拒否する。
[main]
GM :
だがその瞬間、探索者からまばゆい青い光が発せられる。かの存在に触れかけた魂を、光が静かに鎮めていく。探索者は強大な神を目の前にしてなんとか、自分を保とうとした。
1d5/1d10
[main] やみっち : CCB<=34 (1D100<=34) > 46 > 失敗
[main] ドクターTETSU : CCB<=33 (1D100<=33) > 68 > 失敗
[main] ドクターTETSU : 1d10 (1D10) > 10
[main] やみっち : 1D10 (1D10) > 3
[main] ドクターTETSU : おお
[main] system : [ やみっち ] SAN : 34 → 31
[main] やみっち : おっぶえ!!
[main] system : [ ドクターTETSU ] SAN : 33 → 23
[info]
GM :
短期の一時的狂気
1:気絶あるいは金切り声の発作
2:パニック状態で逃げ出す
3:肉体的なヒステリー、あるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)
4:早口でぶつぶつ言う意味不明の会話あるいは多弁症(一貫した会話の奔流)
5:探索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症
6:殺人癖あるいは自殺癖
7:幻覚あるいは妄想
8:反響動作あるいは反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)
9:奇抄なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など)
10:昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない;強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない)
[main] ドクターTETSU : 「こいつ、は……! ぐううう……!」頭を押さえてなんとか耐える
[main] ドクターTETSU : 1d10 (1D10) > 7
[main] ドクターTETSU : 7:幻覚あるいは妄想
[main] やみっち : あっ…
[main] やみっち : K……
[main] ドクターTETSU : 「アイツ…黒須一也に会って俺の胸は高鳴ったね!ドクターKがまだそこに居る!まるで恋する女子高生のようだったぜ!」突然騒ぎ出す
[other] ドクターTETSU : これ原作再現?
[other] やみっち : おお
[main] やみっち : 「せ…先生!?せんせーい!?」
[main] ドクターTETSU : まあそれはそうと描写進めていいよ
[main] やみっち : それはそう
[main] GM : 金と銀の嵐が探索者の体を押す。よろめきながら否応なくあの恐ろしい神へと体が近づいてしまう。そのたびにず、ず、とゆるやかに地面が落ちくぼみ、まるで浅鉢のような形になっていく。
[main] GM : 片足が沈みかけたとき、神から吐き出された一つのリュトンが探索者の腕に当たる。既に動けない体のせいで抱えていた金の盃が弾き飛ばされてしまう。盃は他の財宝同様、彗星のように悍ましい塊へと吸い込まれていく。
[main] GM : しかしその瞬間、宇宙の金属と金属に挟まれた盃が、いや、正確にはその中に入れていた銀のヘビが、一面を白く覆うほどの光を放った。先ほどのあたたかさなど微塵も感じさせない、まさしく「破魔」の力だった。
[main] GM : 鼓膜を裂くような高音を出しながら塊が大量の財宝を吐き出す。きらめくリュトンや器が四方に飛び散る。やがてあの悍ましい金属の塊ーーー久遠からの神は姿を消した。
[main] やみっち : 「うおおおお!?」
[main] ドクターTETSU : 「待て! 消えるんじゃねえドクターK!」
[main] GM : 探索者は膨大な金銀に囲まれて立ち尽くす。どことも知れぬ異常な空洞の中、何もできずぼんやりしていると、ふいにコツンと小さなものが頭に落ちる。
[main] GM : ただの、石ころだ。
[main]
やみっち :
ハッ
「この男…目が闇にとらわれて…!」
[main] やみっち : 「いたっ」
[main] やみっち : 「い…石ころ…?」
[main] GM : 次いで強烈な光。見上げたら空洞の天井に裂け目ができてそこから太陽らしき光が差し込んできたようだった。裂け目は瞬く間に賑やかな声とともに大きく開かれた
[main] GM : そこからぬっとタオルの上から帽子を被った男たちが顔を出す。彼らは一旦叫び声をあげたものの、すぐに探索者のためにロープを降ろしてくれた。
[main] GM : 異国の言葉を浴びせられながら、ようやく地上に出る。大型トラック、スコップ、ロープ、ブラシ、ルーペ…周りのものをぼんやり見渡し、探索者の疲れ切った脳が数分遅れで答えを出す。
[main] GM : アナトリアだ、と。
[other]
GM :
これでENDです!
ちなみに帰りは自腹だそうです!
[other] やみっち : 何ィ!?
[main] やみっち : 「ほ…ホントに来ちゃった…アナトリア」
[other] ドクターTETSU : ところで正気に返っていい?
[other] GM : いいですよ~!
[other] ドクターTETSU : うわ!
[main]
やみっち :
「…あっ!そうだ!腕!」
確認する
[other] ドクターTETSU : あとおれ原作だとあっちこっち外国渡り歩いてるからそこらへんの言葉喋れていい?
[other] やみっち : おお
[other] ドクターTETSU : ニャル子もしかして眠い?
[other] やみっち : もう5時だもんなァ…
[other] : 今おれが退散術式を構築してるからだけど
[main] GM : 腕の文字は消えている
[other] ドクターTETSU : 何やってんだおまえ!
[other] GM : あぶなあぶない退散させられるところでした
[other] ドクターTETSU : 🌈
[other] : まずい
[other] GM : 言語はいいですよ~!
[other] ドクターTETSU : うわ!
[main] やみっち : 「……ヤッター!文字もすっかり消えてる!」
[main] ドクターTETSU : 「はっ…! 俺は一体…… ぐう、ここは…やっぱアナトリアか、ちっ、めんどくせえ…」
[main] ドクターTETSU : 現地人と交渉して…… スマホあるなら電子マネーそこから支払ってなんとか帰るぞ 闇医者だからカネはある
[main] やみっち : 「しかし困ったわね~、あの医者発狂したみたいだしこの異国の地で土井やって帰れ…ば…」
[other] GM : (暫くなにも聞かれないだろうとお腹空いたので冷蔵庫漁ってました!)
[main] やみっち : 「て、TETSUさん!?」
[other] ドクターTETSU : 🌈
[other] ドクターTETSU : 魚肉ソーセージとか食ってそう
[other] やみっち : 🌈
[main] ドクターTETSU : 「なんだ」
[main]
やみっち :
「ああいやあ何でもありやせんよ…」
(マズイ発狂してると思って油断してた!今の一連の言葉聞いてないよな…無いよね…?)
[main] ドクターTETSU : 「別にお前がしょうもねえ性格してるのなんて分かってるし気にしちゃいねえよ」
[main] やみっち : 「え、ああそうなんですか…ハハハ…」
[main] やみっち : 「しかし…これからどうします?TETSUさん、ここからどうやって日本まで…」
[main] ドクターTETSU : 「カネはいくつかの口座や端末に振り分けて保管してある、引き出す日が来るとは思わなかったが…」
[main] ドクターTETSU : 「アナトリアからでも引き出せるのが一つぐらいはあんだろ、それ使って帰んぞ」
[main] やみっち : 「助かった…」
[main] ドクターTETSU : 「……しかし、とんでもねえ体験だったな」
[main] やみっち : 「ですねぇ…まさか記念館にいくだけでこんなことになるとは…」
[main] ドクターTETSU : 「訓示を得ただの言うつもりもねえが、欲をかくとろくなことがねえのは間違いねえ」
[main] ドクターTETSU : 「てめえもせいぜい気をつけるんだな」
[main] やみっち : 「は、はい」
[main] ドクターTETSU : 「んじゃ、帰るか…」
[main] やみっち : (しかしなぜ私がこんな目に……人をここまで飛ばしたりできるのはそこそこ強力な呪文のはず、一体何が原因でこんな呪いを……)
[main] やみっち : (………)
[main] やみっち : (あっやべ、心当たり数十個ぐらいあってどれだかわかんねえや…)
[main] ドクターTETSU : 「オイ」
[main] やみっち : 「は、はいなんでしょう」
[main] ドクターTETSU : 「俺が言えた事じゃねえが、ほどほどにしとけよほんとに」
[main] やみっち : 「や、やだなあ私はただの一般商人でそんな何か後ろめたいことなど…」
[main] やみっち : (なんかさっきからコイツ勘が鋭いんだけど!?ホントにバレてないよね色々!?)
[other] やみっち : ここいらで〆かな?
[other] ドクターTETSU : そうだな
[other]
やみっち :
ワッカ
後はGMに任せよう
[main]
GM :
[main] GM : エンドA:久遠未だ遥か
[other] GM : ということで宴ですよぉ~~~~~!
[other] やみっち : 宴だァ~~~~~~~!!!
[other] ドクターTETSU : 宴だァ~~~~~~~~~!
[other] ドクターTETSU : 深夜クトゥ久々にやったがやっぱみんなぐでぐでになるな…
[other]
GM :
背景
先史時代、ダオロスはアナトリアを始めとする様々な地域に出没していた。ダオロスの傍に居た人間は全員かの神に似た無機物ーーー多くは美しい貴金属の財宝に変化してしまい、さらにそのせいでダオロスに糧として吸収されるようになった。
ヘレニズム期にもダオロスが現れ、アナトリアにあるとある街が一夜にして全員「変わって」しまった。大部分がダオロスに吸収されたが、遺されたものはそのまま地中に埋まった。ダオロスはその後も気まぐれに出現し、残った財宝たちを吸収したり吐き出したりして移動した。
しかし現代、大規模な発掘調査でヘレニズム期の犠牲者たちーーーすなわち数々の財宝が発見され、彼らは海外へ散り散りになる。
ダオロスの影響を受けた奇妙な人のなれ果ては、本能的に新たな糧をダオロスの元へ献上するため現代人を誘導する。人のなれ果てたちはダオロスの奉仕者と人類寄りの2種類がいるが、個々の意志はなく、曖昧な大きな二つの残留思念があるだけである。序盤のリュトンや浅鉢は前者で、地下で見つかる財宝たちは後者に該当する。
なおダオロスはこの一連の動きをまったく関知していないし、興味もない。エンドCルートの探索者は、発狂によって勝手にダオロスに選ばれたように錯覚しているだけである。
[other] やみっち : 深夜に謎解きは頭おかしくなる
[other]
GM :
本来私はこの時間開始ですからね!
二連荘してたらお疲れ様です!
[other]
GM :
適当な時間で終わるの考えて出したら謎解きのやつでした!本当に申し訳ない!
[other] やみっち : お前なら…いい…
[other] ドクターTETSU : お前なら…いい
[other]
GM :
それではいい加減寝たいでしょうしログを出してきますね!
またね~~~!
[other]
やみっち :
お疲れシャン!
こういうスキマ時間の卓助かる
またね~~~~~~!!
[other] ドクターTETSU : またね~~~~~~!!