私の舌が、プロデューサーのチンポに絡みつく。精液と私の愛液が混ざり合った、濃厚な味が口いっぱいに広がる。まだ熱を帯びたその肉棒を、夢中でしゃぶりながら、頭の奥で快楽の残響が響き続ける。さっきまでのセックス――いや、あれはレイプだった。抵抗したかった。叫びたかった。でも、シャブの快感が私の理性を溶かし、身体を従順な獣に変えた。 「夏葉、気持ちいいよ。ほんと、最高の口だ」プロデューサーの声が、頭上から降ってくる。30代前半のその男は、いつもは冷静で紳士的なのに、今はまるで別の生き物だ。私の髪を撫でながら、彼はニヤリと笑う。「次も、こんな気分にしてやるよ。もっとすごいヤツ、用意してやる」 私はチンポから唇を離し、息を乱しながら見上げる。彼の目には、獲物を弄ぶような光があった。「次…?」私の声は震えていた。恐怖か、期待か、自分でもわからない。 「ただし、条件がある」彼は私の顎を掴み、顔を近づける。「お前のユニットのメンバーを連れてこい。誰でもいい。そいつを俺に差し出せば、またシャブも快楽もたっぷり味わわせてやる」 心臓が跳ねる。ユニットのメンバー――私の仲間たち。果穂や、他の子たちの顔が脳裏に浮かぶ。あの子たちを…こんな男に?「そ、そんなの…無理…」言葉が喉に詰まる。だけど、身体の奥で疼く欲が、理性に噛みつく。あのシャブ漬けの快楽を、もう一度。いや、何度でも。 プロデューサーは私の葛藤を見透かしたように笑う。「無理? でも、夏葉、お前もう俺のチンポなしじゃ生きられないだろ? シャブなしじゃ、頭おかしくなるだろ?」 その言葉が、胸に突き刺さる。私は…私はどうすればいい? 仲間を裏切るなんて、考えただけでも吐き気がする。でも、この身体が、この心が、快楽を求めて叫んでいる。倫理も良心も、シャブの前では脆く崩れていく。 次の日、楽屋で果穂と二人きりになった時、私は自分の手が震えていることに気づいた。果穂は無邪気に笑いながら、レッスンの話をしている。あの純粋な笑顔を見ていると、胸が締め付けられる。でも、同時に、プロデューサーの言葉が耳に蘇る。「誰でもいい。差し出せば…」 「ねえ、果穂」私の声は、どこか遠くで響いているようだった。「プロデューサー、特別なレッスンがあるって。果穂、行ってみない?」 果穂の目がキラキラと輝く。「え、ほんと? プロデューサーって、すっごく頼りになるよね! 行く行く!」 その瞬間、私の心は奈落に落ちた。ごめん、果穂。ごめん。でも、私にはもう、後戻りできない。