〔11〕「アイスコーヒーとコーヒーシロップ」 ーーーーーーーーーー 冷凍庫がコーヒー豆でいっぱい。今しがたネットで注文したトラジャブレンドとか諸々が来週届くのに空きスペースが無くなっちゃった。どうしていつもこうなるんだろう?消費しきれない量を買ってるからだね。解決! …じゃなくて。神域(※)を侵したらまたさきちゃんに怒られちゃうからどうにかしないと。 こんな時のための103ドリッパー(4〜7人用)。今日は余ってる豆を消費するためにアイスコーヒーとコーヒーシロップを作ろうかな。 シティローストより深い焙煎の豆ならアイスコーヒーを作って消費できる。いや別に浅めの豆でもできるんだけど酸味がね…ただでさえ進んで飲まないさきちゃんが絶対飲まなくなっちゃうし、私の好みでもないからやらないかな。 レシピは簡単。80gの豆を中細挽きにして80〜90℃のお湯でドリップするだけ。注量は約500ccで落とすのは400ccくらいかな?サーバーに冷却用の氷をあらかじめ何個か入れておいて、それが溶けてもなお濃いくらいのコーヒー液を抽出する感じ。抽出が終わったらサーバーを冷水に浸しながらスプーンで撹拌して、浮いてきたアクを掬いつつ粗熱が取れたら完成。冷蔵しておいて飲みたい時に氷を入れたグラスに注いで楽しもう。 水出しのレシピもあるみたいだけど、私は口に含んだ瞬間にフレーバーがぱっと広がって後味はスッキリ爽やかなお湯出しレシピの方が好みかな。アイスコーヒーって家で淹れるのが本当においしくて…一度味わうと外で飲めなくなっちゃう。 次はコーヒーシロップ。トータルで考えるとアイスコーヒーよりお世話になってるかもしれない。夏も冬も使えるし、浅い焙煎の豆でもおいしく作れるからね。こっちは80gの豆を細挽きにしてアイスコーヒーよりもさらに濃く抽出してそれに砂糖を溶かすだけ。 毎回割と適当に作っちゃうから明確なレシピは無いんだけど…抽出量は200〜300ccでそこに50〜60gくらいの砂糖を入れて溶かす感じかな。砂糖の量はお好みで。本気出せば200グラムくらい溶かせるよ。破滅的なカロリーになっちゃうけどね。 もう少し手間をかけるなら、カラメルシロップを作ってそこにコーヒー液を混ぜればとろみとカラメル香がついてよりシロップらしくなるよ。面倒だからたまにしかやらないけど、味は格段に良くなるんだよねえ。 砂糖にコーヒー液を入れて煮詰めるやり方もあるんだけど、アラビカでこれをやるとせっかくの香りが飛んじゃうから注意。ロブとか香りが飛んじゃった粉製品とかでやるのがおすすめだよ。 コーヒーシロップの使い道は色々。アイスクリームに垂らしたり牛乳に混ぜたり料理の隠し味に使ったり。さきちゃんがお風呂上がりにこれでコーヒー牛乳作って飲んでるのをよく見かける。甘いのが好きなのかな?可愛いね💛私は牛乳プリンにかけるのが好き。 よく考えたらこれ、最近よく売ってる濃縮カフェオレベースみたいなものだね。 アイスコーヒーもコーヒーシロップも、使う豆の種類が毎回変わるから飽きずに楽しめるのが良いところ。豆の配合を考えて味をコントロールしたり、苦味にパンチが欲しい時はロブを足すかマキネッタで抽出した液を混ぜたりなんかする。実は結構楽しいんだよね、これ。 でも最近103でも小さく感じてきちゃった。力が…もっと大きいドリッパー(104)が欲しい! 104があれば豆100gを一気に抽出しても余裕なんだろうなあ…いいなあ。 これから試そうと思っている皆様。ドリッパーとサーバーは在庫消費用の大きいものを1セット揃えておくと便利ですよ。 Good coffee life!三角初音でした。 ーーーーーーーーーー ※祥子が茶葉を保管している領域