[main] 小鞠 桜 : ファミリーレストラン『ロイヤルガコス』。
君たちは任務を終えた。
無事、成功した……のだったが。
終電を逃してしまい、帰れなくなった。
別にバロールに泣いて電話するのもいいけど。
今日は夜明かしなのである。

[main] 小鞠 桜 : 疲れた顔で入口でペンを持つ。
「あっ……ガラガラだから予約表書かなくていいや…」
疲れた顔で言った。疲れているので。

[main] 小鞠 桜 : 「みんないるー?」

[main] 戸鞠カンナ : 「はーい」力なく答える

[main] 郡界橋 一晴 : 「いるよ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「何とか……正直、もうクタクタで寝落ちそうですが」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ、いますよー」

[main] 篠塚 アキラ : 「あっ」

[main] 篠塚 アキラ : 「私もいますいます」

[main] 小鞠 桜 : 「OK、六名長テーブル禁煙席でお願いしまーす」

[main] 郡界橋 一晴 : (俺はまあ、猫の道で帰るっていうのも無かないんだけど。任務外でエフェクト使うのもなあ一人だけ帰るのものなあ。送るにしても皆のプライバシー抜くことになるのもアレだし…)

[main] 戸鞠カンナ : 「ぬぁー、お腹すいた。なんか食べようぜー」

[main] 小鞠 桜 : 「はじめくんが沈思黙考してるー」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……母さん心配してるかな……遅くなるって言っておくんだった……」

[main] 小鞠 桜 : 「ごめんねぇ……本当今日遅くなってて…」
「あの時、ディアボロスが横から仕掛けてこなければなー」

[main] 篠塚 アキラ : 「そんじゃドリンクバーで適当に飲み物取ってくんね」

[main] 郡界橋 一晴 : 「えっ、ああ……ごめん。何食べようかなって」下手くそなごまかしをする男

[main] 小鞠 桜 : 「よろしくドリンクー」

[main] 篠塚 アキラ : 「ドリンクバーでいいよね?」

[main] 小鞠 桜 : 「もち、全員ドリンクバーで」

[main] 小鞠 桜 : 「今日は夜明かしだからね」

[main] 浅薙鉄郎 : 「いえ、小鞠さんの謝られることじゃ……あ、ありがとうございます」

[main] 戸鞠カンナ : 「アルコール…」

[main] 福良 茉菜実 : 「ん-、私は何かスイーツでも食べようかしら。
 ケーキやパフェもいいけど、だいぶ暑くなってきたからアイスもいいわよねぇ」

[main] 戸鞠カンナ : 「お酒、ほしい」

[main] 小鞠 桜 : 「アイス……バニラアイス…」

[main] 郡界橋 一晴 : 「戸毬さん潰れないように飲めます?あと他の皆が飲まないように止められます?」

[main] 篠塚 アキラ : 「おっしゃ取って来たぞ。コーラ烏龍茶カピルスココアペクタードッターマウンテンビュー。好きなの取れ取れ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「夜食はあんまり、良くないと思いますけど……まあ、お店に入って何も食べないって訳にはいきませんしね」

[main] 福良 茉菜実 : 「この時間ですから、親御さんは心配されるかもしれないですね…」

[main] 戸鞠カンナ : 「それはわからない。飲んでみなくては、わからない」

[main] 小鞠 桜 : 「私飲めるよう……今のカバーなら…」

[main] 郡界橋 一晴 : 「じゃあダメでしょう……誰が連れて帰るんすか。潰れたら。あ、俺烏龍茶」

[main] 戸鞠カンナ : 「ちぇー……。じゃあ私、アイスコーヒーで」

[main] 篠塚 アキラ : 「マウンテンビューは私がもらった」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……悪い遊びに染まったとか思われないよう、言い訳考えとかないと……」
「俺……僕はカルピスで」

[main] 小鞠 桜 : 「決まったら一斉に注文しようね」
「深夜の油断した厨房をびっくりさせちゃおう」

[main] 郡界橋 一晴 : 「6人も来た時点で覚悟はしてるんじゃあないか…」

[main] 福良 茉菜実 : 「飲み物は…私は紅茶にしようかしら。
 最近はドリンクバーのティーバッグも美味しくて助かるのよね」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……開いてる以上はいいのかもしれないけど、なんか申し訳ないな……」

[main] 福良 茉菜実 : 「確かに、ちょっと気が引けちゃうわよね」

[main] 小鞠 桜 : 「てつろーくんも働けばわかるよう」
「あ、今働いてるかー……UGN」

[main] 小鞠 桜 : 「まなみーは最近どう? って言っても…」
「今日の仕事の活躍を見れば調子もわかるかー」

[main] 時計 : 時計が24時を告げる。
一時間前まで戦っていたとは思えない穏やかな時間だ。

[main] 浅薙鉄郎 : 「……そういうものですかね。あくまでイリーガルの身なもので、バイト感覚は抜けませんが」

[main] 戸鞠カンナ : 「ぐぇー日付かわっちゃったよ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「不良になっちまうなあ……俺と浅薙君だけだけど」

[main] 福良 茉菜実 : 「調子かぁ…私はいい感じだと思うわ。
 でも、今日の相手も春日さんだったわね…あの人、そろそろ諦めてくれないものかしら…」

[main] 篠塚 アキラ : 「あらら補導されちゃう」

[main] 戸鞠カンナ : 「あれ、ここって未成年何人いたっけ?」

[main] 篠塚 アキラ : 「わたし19ー」

[main] 郡界橋 一晴 : 「17す」

[main] 小鞠 桜 : 「変わっちゃったねー……」
「今日は6月22日、かゆみの日ー」
「コンクラーベに勝った教皇もかゆみには勝てない」
「よってかゆみ、教皇、一般人の我々とヒエラルキーが決まる日なのだったー」

[main] 小鞠 桜 : 「20-」

[main] 浅薙鉄郎 : 麦茶を飲みながら軽く片手をあげて戸鞠さんに応じる
「16です」
「不良か……説明して回る訳にも行かないし、しょうがないですかね」

[main] 福良 茉菜実 : 「6月22日はカニの日、らしいですよ」

[main] 小鞠 桜 : 「真記念日を出されては手も足も鋏も出ない」

[main] 郡界橋 一晴 : 「今日から、蟹座ですしね」

[main] 篠塚 アキラ : 「カニか………よし。カニクリームパスタに決まりだ」

[main] 戸鞠カンナ : 「……みんな、わかいなぁ」

[main] 小鞠 桜 : 「カンナさんだって若いですよ」
「……春日恭二さん40であのガッツって…」

[main] 郡界橋 一晴 : (一昨年までは祝われてたもんだが、遠いことのようだな)

[main] 福良 茉菜実 : 「私は26歳。一番年長かしらね。
 蟹座…ああ、それでカニの日なのね! ふふっ、郡界橋くんは博識ですね」

[main] 戸鞠カンナ : 「いやもうすぐ30の女は若いとは言わないのよ小鞠ちゃん」
「くくく……くはははは……」

[main] 郡界橋 一晴 : 「いえ、俺が蟹座なだけで」

[main] 小鞠 桜 : 「じゃあ私はパーティサイズのポテトと」
「デミグラスハンバーグセットにしようかなぁ……」

[main] 浅薙鉄郎 : (あんまり女性の歳には触れない方が良さそうだな……)

[main] 戸鞠カンナ : 「じゃあ私ピザが食べたい。マルゲリータと……カニのピザとかあるかな?」

[main] 郡界橋 一晴 : 「俺は……サラダで」

[main] 小鞠 桜 : 「悲しい悲しい……」

[main] 福良 茉菜実 : 「…えーと、戸鞠さんはすごく若く見えるわね! お肌が綺麗なせいかしら!」
年齢を間違えてたことに気付いて焦ります

[main] 篠塚 アキラ : 「サラダはデカいの注文しよう。シーザーサラダにしよう、シーザーって強そうだし」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……じゃあ俺……僕は、適当にフライドポテトでも」

[main] 戸鞠カンナ : 「ははは、ありがとう福良ちゃん」
「はははははは」

[main] 戸鞠カンナ : 「はぁ……」

[main] 小鞠 桜 : 「アキラっち、デカいサラダを取り分けるのは早い者勝負だね」
「誰が一番気が利くかバトルは始まったばかりー」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……フライドポテトも、よかったら。意図はしてなかったですけどみんなでつまめるものですし」

[main] 福良 茉菜実 : 「私はカルボナーラとフォカッチャ、チョリソーにグラタンもいただこうかしら」

[main] 篠塚 アキラ : 「取り分ける? シェアのサラダは奪い合いじゃい」

[main] 郡界橋 一晴 : 「ドリンクバー行ってくれた篠塚さんに軍配上がってますねいまんとこ」

[main] 小鞠 桜 : 今回の事件、カンナさんは精神的支柱であった。
年長だからと気を張っていたのかも知れない。
こうして見れば、普通の女性だ。
普通の。いや……

誰もがレネゲイドに呪われていなければ、普通だったのかも知れない。
でも、そうでなかったら出会ってすらいなかった。

[main] 戸鞠カンナ : 「取り敢えずわけぇのが沢山くえくえ」

[main] 福良 茉菜実 : 「サラダは罪悪感なく食べられるから助かりますよね~」

[main] 篠塚 アキラ : 「葉物はいくら食べてもいい。なんか健康にもよさそうだし」

[main] 小鞠 桜 : 「罪悪感でいったら男子勢の前でガッツリハンバーグ頼んだ私に二審がないー」

[main] 郡界橋 一晴 : 「いいんじゃないすか。俺が戦ったあとは食欲ないだけですし」

[main] 浅薙鉄郎 : (多分母さん、作ってくれた晩御飯残してくれてるよな……帰ってからも食べなきゃいけないし……)
「……いえ、お気になさらず」

[main] 小鞠 桜 : 「カバー、カバーきた……カバーリングの達人っ」

[main] 郡界橋 一晴 : (ジャーム見たら研究所のこと思い出すんだよな……)

[main] 篠塚 アキラ : 「はじめクン今回頑張ってたかんねー」

[main] 小鞠 桜 : 「うん、その年ですごいよ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「ども……まあ、性分なんで」

[main] 福良 茉菜実 : 「まさに八面六臂の活躍でしたよね」

[main] 戸鞠カンナ : 「褒められたら素直に喜べ、若人よ……」
「ま、実際ティーン組は頼りになるねー」

[main] 浅薙鉄郎 : (俺も負けてられないな……)

[main] 時計 : それぞれの前に注文したメニューが並ぶ。
ウェイターの女の子が配膳した後に
『ご注文がお決まりでしたら…』
と言いかけたことに誰もツッコミを入れられなかった。

深夜なのだから。
別のテーブルでサラリーマンらしき男性がパフェを貪っている。

[main] 小鞠 桜 : 「いただきまぁす」

[main] 篠塚 アキラ : 「いっただきー」

[main] 浅薙鉄郎 : 「あ、ありがとうございます。……いただきます」

[main] 福良 茉菜実 : 「わぁ、ありがとうございます~。
 いただきます~」

[main] 戸鞠カンナ : 「いただきまーす」

[main] 郡界橋 一晴 : 「……取り皿取ってきます」

[main] 小鞠 桜 : 「ポイント高い……」

[main] 戸鞠カンナ : 「うめ……うめ……」
「この時間のピザうめぇ……。明日が怖いけど……」

[main] 浅薙鉄郎 : 「あ、俺も行きます。……気が利かなくてすみません、年下なのに」

[main] 小鞠 桜 : 「私はダメだっ、ダメな女子なんだっ」
「眼の前に肉が来たら肉のことしか考えられないっ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「いいよ、ポテト喰っておきな。んで俺の代わりに褒められて話題変えておいてくれ」

[main] 小鞠 桜 : でも笑顔で食べてました。

[main] 篠塚 アキラ : 「パスタうめえ。食べ物を食ってるって感じする」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ、私も手伝います。
 取り皿と調味料を6人分は運ぶのは大変でしょうし」

[main] 戸鞠カンナ : 「さんきゅー。働き者が多くてお姉さん感激ですわよ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「うぇっ……わ、わかりました……」
(……どうしたものか)

[main] 郡界橋 一晴 : 「助かります、福良さん」

[main] 小鞠 桜 : 「そういえばこの前ー、ミサイルの話聞きました?」
「盗まれたミサイルを破壊したUGNの人らー……」
世間話にしてはヘヴィだが、
どうせ誰かに聞かれてもフィクションの話としか思われない。

「防衛隊からミサイル盗むだけで難易度高いのに」
「世界終わらせにかかるなんてねー」

[main] 福良 茉菜実 : 「美味しいものは脂肪と糖で出来ている、至言ですよね。
 この時間だと罪悪感がすごいですけど…」

[main] 小鞠 桜 : 「二審がないー」
肉をパクつく。

[main] 郡界橋 一晴 : 「カロリーがっつり消費した後ですし問題ないでしょう多少は」

[main] 戸鞠カンナ : 「またN市の事件だったみたいだね、ミサイル」
「……呪われてんじゃないかな、あそこ」

[main] 小鞠 桜 : 「ええー、私次の任地N市なんだけどぉ」
「助けてアキラっちー」

[main] 篠塚 アキラ : 「カラスくんもたんと食べな」カラスくん専用の皿を確保してサラダ食べさせてる

[main] 福良 茉菜実 : 「いいんですよ、郡界橋さん。さ、行きましょう!
 浅薙さんはのんびりお話しててくださって大丈夫ですよ!
 何と言っても、今日の功労者のお一人なんですからね」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……N市か。まだ行ったことはないけど……"ディアボロス"がメインで活動してるのもN市なんでしたっけ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「功労者は皆そうだと思いますけどねえ」戻って来て取り皿にサラダをとりわけ始める

[main] 浅薙鉄郎 : 「そうですね。……俺なんてまだまだ、全然です」視線を皿の中に落とす

[main] 篠塚 アキラ : 「うちはN市行ったことないんだよねー。UGNが報酬弾むってんなら行くけど」

[main] 戸鞠カンナ : 「N市ね……。まあ、悪いとこじゃないよ」
「面白い支部長に、期待の新人も多いし」

[main] 小鞠 桜 : 「ディアボロスのメイン現場なんだー」
「あんなの何度も戦いたくないよー」
「もう四回以上戦ってる……やだよー」
でも笑顔でハンバーグ食べてました。

[main] 郡界橋 一晴 : 「小鞠さんサラダ多くしておきますよ」

[main] 戸鞠カンナ : 「へへ、ありがてぇ……」サラダを受け取る

[main] 篠塚 アキラ : 「春日ってほんとどこにでもいんな。そんだけ優秀っていうか、使い勝手がいいっていうか」

[main] 福良 茉菜実 : 「ミサイル…物騒な話ですね…。こういう悲しい事件はずっと続くんでしょうか…」

[main] 郡界橋 一晴 : (というか女性陣のサラダは全部多くした方がよさそうだな)

[main] 小鞠 桜 : 「うう……センクスはじめくん」
「それとてつろーくん」
フォークをナイフを握ったまま視線を向ける。
「本当に自分はまだまだだと思う? 具体的にどこが?」

[main] 戸鞠カンナ : 「まあ、FHやらゼノスやらが悪さする間は事件は起こるだろうね」

[main] 福良 茉菜実 : 「…あっ、粉チーズも持ってきたのでよかったらかけてくださいね!
 シーザーサラダによく合うんですよ~」

[main] 戸鞠カンナ : 「彼らがあれこれしなくても、レネゲイドはあるしトラブルも起きる。私たちの仕事も増える」

[main] 郡界橋 一晴 : (カロリー爆弾作り出すの上手いな福良さん)

[main] 篠塚 アキラ : 「追加で海鮮サラダは注文済みさ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……えっと。情報収集だと、篠塚さんにばっかりご迷惑おかけしちゃいましたし。今回のジャームに攻撃を当てられたのも戸鞠さんと郡界橋さんの支援あってのことですし……」

[main] 戸鞠カンナ : 「だから束の間、こうしてご飯食べてる時くらいはオーヴァードから解放されて自由になるのさ……」

[main] 郡界橋 一晴 : 「そうですね、安息は必要だ」

[main] 小鞠 桜 : 「でも、当てたよね?」
「イーンダヨイーンダヨ」

「人は一人じゃ生きられないし、エージェントは一人じゃ戦闘できない」

[main] 篠塚 アキラ : 「なあに。ウチは何でも屋だからね。情報収集から備品調達まで何でもやりますよ」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ、篠塚さん…頼もしいです」

[main] 戸鞠カンナ : 「そーそー。私の支援なんかでド派手に決められたのはキミの実力だよ、浅薙くん」

[main] 篠塚 アキラ : 「ミスったら明日にも依頼が無くなるかもってのがフリーランスの立場だからね。そうそう失敗できないよ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「1人で全部やる必要はないからな。だからチームを組むわけで」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……そういう、ものですかね。……ありがとうございます」
(……一人で突っ走ることないよう、頑張らないとな)

[main] 郡界橋 一晴 : 「そういうもんだよ。それに一人で全部やれるようなのはすぐジャームになっちまうよ」

[main] 時計 : 深夜2時30分頃。
基本、誰もが眠っている頃だ。
そろそろ眠気と疲労も出てくる頃だろうか…

コードネーム“ミーアキャット”から君たちにメールが入っている。
ねぎらいのメールだが、BCCされてない。
君たちは全員のメールアドレスが筒抜けになってしまった。

[main] 郡界橋 一晴 : 「やれない方がいいのさ、俺たちみたいなのは」

[main] 戸鞠カンナ : 「お、メールだ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……あ。……これ、皆さんのメアドまで見えちゃってますね」

[main] 小鞠 桜 : 「こういうのあれだ……」
「コ、コンプラ……コンプラトン攻撃…」
眠そう。

[main] 篠塚 アキラ : 「宛先誤爆あるある」

[main] 郡界橋 一晴 : 「情報セキュリティが甘い~!」

[main] 篠塚 アキラ : 「ふふふ、所詮はキャッツよ」

[main] 福良 茉菜実 : 「…そうですね。自分一人で何もかも…と思い詰めるのはよくありません。
 私たちのようなオーヴァードでもそうですけど、普通の人でもそうです。
 人は助け合って生きていくものですもの。たとえ嫌であっても」

[main] 戸鞠カンナ : 「……はぁ。念の為アドレスは変えといた方が良さげだね」

[main] 郡界橋 一晴 : 「仕事用とプライベート用で分けてて一応良かった……」

[main] 篠塚 アキラ : 「ドクペ誰も取ってねえな。貰うぜ」

[main] 福良 茉菜実 : 「あら、うふふ…ドジっ子さんですね~」

[main] 郡界橋 一晴 : 「その変な味良く飲めますね篠塚さん」

[main] 小鞠 桜 : 「一人で戦えるのは強さだけど」
「みんなで戦うのは弱さじゃないしねー」

[main] 篠塚 アキラ : 「おっと。戦争か?」

[main] 小鞠 桜 : 「ドクペが……変な味…?」

「この世界線も私が望んだものじゃなかったよ…」

[main] 戸鞠カンナ : 「加勢するぜ篠塚ちゃん」

[main] 浅薙鉄郎 : 「助け合って生きていく……。……そうですね、なら」
「できるだけ、助けになれるようこれからも頑張ります」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……よく喧嘩なんてする元気ありますね……」

[main] 篠塚 アキラ : 「よっしゃ。ツープラトンで沈めよう」

[main] 郡界橋 一晴 : 「彼女らが喰ってるもん見なよ浅薙君。元気なけりゃ喰えないぜ」

[main] 小鞠 桜 : 「思い詰めすぎないよー、おねーさんメルアド変えないから」
「なんか困ったら連絡してねー」
ポテトをひとつ口に放り込む。

[main] 戸鞠カンナ : 「見せるか…私の必殺のハヌマーンパンチを…」

[main] 小鞠 桜 : 「ノイマンスープレックスとかあるのかな…」

[main] 浅薙鉄郎 : 「それもそうですね……結構こう、がっつり……というか」ひそひそ
「……ありがとうございます」

[main] 福良 茉菜実 : 「好き嫌いは人それぞれですけど、否定はあまりよくないですよ。
 確かに独特の香りは好き嫌いのわかれるところではあるんですけど…」

[main] 篠塚 アキラ : 「そりゃあるよ。ノイマンなんだし」

[main] 戸鞠カンナ : 「ノイマンは強いからね」

[main] 小鞠 桜 : 「いや……話題が尽きる前に否定もOKにしよう」
「今から嫌いな食べ物選手権ね、はいカンナさん早かった」

[main] 戸鞠カンナ : 「ナマコ」

[main] 戸鞠カンナ : 「見た目が無理」

[main] 小鞠 桜 : 「ナマコ……食べたことなーい」
「居酒屋メニューなのかな」

[main] 篠塚 アキラ : 「メニューにはないね。そりゃファミレスにはないか」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……エグザイルで何か横文字の技名……難しいな、考えておくか……」

[main] 郡界橋 一晴 : 「居酒屋でしょうね、あっても」

[main] 戸鞠カンナ : 「日本酒に合うらしいけどね。アレつまみはヤダ」

[main] 福良 茉菜実 : 「ちゃんと料理されてれば案外気にならないですよ、ナマコ。
 コリコリしてて美味しいです」

[main] 小鞠 桜 : 「確かに切っても見た目がナマコナマコしいねえ」
検索。

[main] 篠塚 アキラ : 「居酒屋突入は未成年にゃ無理ですな」

[main] 浅薙鉄郎 : 「まだ先の話になりそうですね……つまみって単体で食べても味が濃いってなりがちですし」

[main] 戸鞠カンナ : 「じゃあ次。小鞠ちゃんの嫌いなものは?」

[main] 小鞠 桜 : 「納豆」

[main] 篠塚 アキラ : 「あー」

[main] 戸鞠カンナ : 「あー……。いるよね、嫌いな人」

[main] 郡界橋 一晴 : 「よく聞きますね」

[main] 小鞠 桜 : 「悪く言うつもりレスでいうんだけど」
「二度食べたくならなかったなぁ…」

[main] 浅薙鉄郎 : 「ああ……最近食べれるようになりましたけど分かります。……給食で出てた時は友達にあげてました」

[main] 福良 茉菜実 : 「納豆はチャーハンにすると粘り気も匂いも気になりにくくなります。
 香ばしくって美味しいですよ~」

[main] 小鞠 桜 : 「本当に美味しい納豆食べたら変わるから!」
「騙されたと思って食べてみて!!」

「……三度目はないぞ…」
怨嗟。

[main] 戸鞠カンナ : 「私は納豆すき」
「栄誉いっぱいだから朝ごはんとかに食べる」

[main] 浅薙鉄郎 : (騙されたと思って、って大概騙されるんだよな……)一人頷き

[main] 小鞠 桜 : 「納豆の栄養を生涯摂取できないのは確かにマイナスかもねー」

[main] 篠塚 アキラ : 「混ぜればいいだけで時間ないとき便利ですよね」

[main] 戸鞠カンナ : 「栄誉のあるものを食べるとその後の不健康を誤魔化せる。ような気がする」

[main] 小鞠 桜 : 「まなみーはないの? 嫌いな食べ物」

[main] 福良 茉菜実 : 浅薙さんの顔色を見て何かを察して
「…うん、そういうこと多いわよね…」

[main] 福良 茉菜実 : 「嫌いな食べ物はたぶんないですけど、辛すぎる食べ物は苦手かもしれませんね~」

[main] 小鞠 桜 : 「あー……」

[main] 戸鞠カンナ : 「福良ちゃん辛いのあんまりな人かー」

[main] 福良 茉菜実 : 「ある程度ならいいんですけど…」

[main] 郡界橋 一晴 : 「うまみが感じられなくなる範囲に行ってるからさはありますしね」

[main] 戸鞠カンナ : 「まあ激辛とかになると味というより痛みだからね……」

[main] 篠塚 アキラ : 「デスソース舐めたことありますけど死にかけました」

[main] 浅薙鉄郎 : 「味覚が鋭い人ほど刺激を受けてしまいやすいってやつなんでしょうか。……そこまでの辛さの物を食べたことは今までないですけど」

[main] 小鞠 桜 : 「でも次のミッションでFHエージェント暴ジャームハバネロが出てきたら困るし」
「少しは耐性を……ってデスソースを? なんで? 死?」

[main] 福良 茉菜実 : 「デ、デスソース…!? 名前からして怖いです~」

[main] 浅薙鉄郎 : 「暴ジャームハバネロ……!?」

[main] 郡界橋 一晴 : 「それは口空けなけりゃいいだけでは」

[main] 戸鞠カンナ : 「ほいじゃ次。篠塚ちゃんは嫌いな食べものある?」

[main] 篠塚 アキラ : 「ミミズ」

[main] 戸鞠カンナ : 「ミミズ…ミミズかぁ…」

[main] 篠塚 アキラ : 「あー、ちょっと補足すると…」

[main] 小鞠 桜 : 「パスタ食べてる人がいるのにその話する?」
「パスタ食べてたのもアキラっちだったヨ…」

[main] 篠塚 アキラ : 「一時期眠りっぱなしだったことあって意識をカラスに移してたことあるんですよ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「うわぁ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「ああ、食べるでしょうね。鳥類は」

[main] 福良 茉菜実 : 「…あっ、もしかして篠塚さんは本当はお魚さんだったりするんでしょうか?」

[main] 福良 茉菜実 : 「…あっ、そういうことかぁ」

[main] 篠塚 アキラ : 「移したばっかのときのこう…人間の尊厳?とカラスの本能のせめぎ合いが…きつかったね…」

[main] 浅薙鉄郎 : 「なんというか……鳥と心を通わせられる、ってちょっと憧れてましたけど。そんな大変さもあるんですね……」

[main] 時計 : 4時。
もう少しで夜が明ける。
もう少しで……

外をディアボロスに似た誰かが通り過ぎた気がした。
そういえば彼はどうやって帰ったのだろう?

[main] 篠塚 アキラ : 「逆に言えばそんな経験した後は人間の食べれるものはなんでも美味しく感じれたよ」

[main] 小鞠 桜 : 「底のほうの食体験だなぁ」

[main] 福良 茉菜実 : 「鳥になって大空を飛んでみたい…って誰でも一度は思いますからねぇ」

[main] 戸鞠カンナ : 「アニマルテイマーらしい苦労話だね…」

[main] 福良 茉菜実 : 「あっ、もしかして考え方を変えるとお得なのかも…?」

[main] 篠塚 アキラ : 「というと?」

[main] 小鞠 桜 : 「嫌いな食べ物トーク続けていいけど」
「ちょっとお酒入れるね…」
「ふつうに寝そう…」

[main] 浅薙鉄郎 : 「お酒入れた方が寝るんじゃ……」

[main] 郡界橋 一晴 : 「酒強い方ですか?」

[main] 小鞠 桜 : 「私酔っ払うと帰巣本能が働くから」
どういう?

[main] 福良 茉菜実 : 「なんでも美味しく感じるってとっても幸せなことだと思うんです」

[main] 戸鞠カンナ : 「まあそれはそう」

[main] 篠塚 アキラ : 「そのたびに尊厳を試されるのはちょっと…厳しいね!」

[main] 小鞠 桜 : 「すいませんこのワインを…中くらいの…」

[main] 福良 茉菜実 : 「お酒! 私もちょっと頼んじゃおうかしら…」

[main] 小鞠 桜 : 注文した。飲む前からヘロヘロだ。

[main] 郡界橋 一晴 : 「カンナさんも頼んでいいすよ。止めないんで」

[main] 戸鞠カンナ : 「はい!とりま生中で」

[main] 篠塚 アキラ : 「ココアも余ってるな。貰うぜ」

[main] 福良 茉菜実 : 「尊厳…そうねぇ、確かに割に合わないかも…」

[main] 浅薙鉄郎 : (まあ、今の手持ちなら小鞠さんがうっかり帰っちゃっても支払いはできるか……)
(……いやできるか?)追加注文を見て

[main] 小鞠 桜 : 「はい今日…昨日だった…」
「勝利を祝って、かんぱーい」

[main] 篠塚 アキラ : 「はいかんぱーい」

[main] 福良 茉菜実 : 「グラスワインをとりあえず1杯…かんぱーい!」

[main] 郡界橋 一晴 : 「かんぱい」飲み干したグラスで

[main] 戸鞠カンナ : 「かんぱーい!」
「グビグビグビグビ……!」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……乾杯」チン、と麦茶のコップを合わせて鳴らす

[main] 小鞠 桜 : 「ペース早ッ」

[main] 戸鞠カンナ : 「うっめぇ……!」

[main] 郡界橋 一晴 : 「飲み比べはしないでくださいよ」

[main] 小鞠 桜 : 「わかってますよう」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ…戸鞠さん、行ける口ねぇ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……水差し持ってきときますね。合間に飲んでください」

[main] 戸鞠カンナ : 「だいじょーぶ。私は一人で飲むウーマンだから」

[main] 小鞠 桜 : 「私達ってどこまで普通を追求していいんだろうね」
ワイングラスを揺らして。

[main] 郡界橋 一晴 : 「気の済むまででしょう」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ…ありがとね、浅薙さん」

[main] 戸鞠カンナ : 「べつにー、いくらでもいいんじゃない?」

[main] 篠塚 アキラ : 「なんかかっこいいこと言ってる」

[main] 小鞠 桜 : 「普通に老いて普通にベッドの上で死ぬのはもう無理だろうけど」
「結婚して子供作ってるエージェントもいるし」
「逆に未成年のうちに修羅道爆進してる人もいる」

[main] 小鞠 桜 : 「なんだろーなって」

[main] 福良 茉菜実 : 「そういう話を始めると普通とは一体…って定義の話から始まっちゃいますからね~…」

[main] 浅薙鉄郎 : 「いえ、先ほどは取り分けてもらいましたから」
「……求める気持ちがなくなるまで、でしょうかね。どこがいいかなんて、人によって違いますから」

[main] 篠塚 アキラ : 「うちはベッドの上で死ねないのは覚悟してるよ」

[main] 篠塚 アキラ : 「いまの家も実家も畳敷きだし」

[main] 小鞠 桜 : 「おっひと笑いとりにきた」

[main] 浅薙鉄郎 : 「布団の上だからってだけですか……」

[main] 福良 茉菜実 : 「…あっ、死ぬのは布団の上ってことだ!」

[main] 郡界橋 一晴 : 「幸福も絶望も、どちらも感じる量も限界に思う量も人によって違いますよ。そうである以上、当人の満足するように生活と、周囲の環境を整えていくしかないでしょう」

[main] 小鞠 桜 : 「確かに…小さな幸せくらいは見つけたいよねぇ…」

[main] 戸鞠カンナ : 「あんま難しく考えなくてもいいんじゃない?」
「普通の人だって必ずしもベッドの上で安らかに死ねるとは限らないし。事故や何やらで惨たらしく死ぬ人だっているでしょ」
「私らはその確率が高いってだけだよ」

[main] 戸鞠カンナ : 「あ、生中おかわりで」

[main] 郡界橋 一晴 : 「とりあえず大人組は酒飲んで楽しそうなんでそれが一つでいいんじゃないすか」

[main] 福良 茉菜実 : 「…そうですね。ほんのささやかな幸せでも見つけられれば、それで充分なのかも」

[main] 篠塚 アキラ : 「なんなら普通の事故ならうちらそうそう死ねませんからね。危険な仕事から手を引けるなら人並み以上に長生きできますよ」

[main] 小鞠 桜 : 「楽しい! あ、誰か背中かいて…」
「服の上からでいいから…!」

「リザレクトした後が変に組織埋まってる」

[main] 戸鞠カンナ : 「郡界橋くん…、キミは真理に辿り着いてるじゃないか」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……なんというか、オーヴァードになって、人様に迷惑をかけないようひっそりと隠れてなきゃいけないと思いましたけど。こうして、人の役に立って、同じ境遇の人がいて」
「こういう"普通"もあるんだな、って俺は思ってます」

[main] 福良 茉菜実 : 「もう、しょうがないですね~」
小鞠さんの背中を掻きます

[main] 郡界橋 一晴 : 「……買い被りですよ、本当に」

[main] 戸鞠カンナ : 「お酒はいいぞ……、この一杯の為に生きている実感がわく」

[main] 小鞠 桜 : 「てつろーくん……」
「普通の定義って色々だなー、あーきもちいー」
掻いてもらってごまんえつ。

[main] 小鞠 桜 : 「みんなお酒飲めるようになったらさ」
「また集まって騒ごうよ」
「今度は夜明かしじゃなく、普通にね」

[main] 戸鞠カンナ : 「おー、いいねぇ」

[main] 福良 茉菜実 : 「私は普段保育士をしているんですけど、子供たちに囲まれてる時は幸せかな~。
 怒りたくなる時もいっぱいありますけどね~」

[main] 小鞠 桜 : 叶わない約束かも知れない。
でも、それが無駄なら。

この世界に約束なんてあってはならない。

[main] 郡界橋 一晴 : 「3年……いや、4年か」

[main] 郡界橋 一晴 : (死んでそうだな、俺は)

[main] 篠塚 アキラ : 「それはありがたい。そのときはタダ酒なるものをいただきに行きますよ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……ちょっとお待たせしちゃいますけど。その時は、よろしくお願いします」

[main] 小鞠 桜 : 「四年したらてつろーくんどんな大人になってるだろうねえ」

[main] 篠塚 アキラ : 「うーん。もっと…シュッとした感じになりそうかな」

[main] 小鞠 桜 : 「アキラっちのためにいい店探しとくよう」

[main] 篠塚 アキラ : 「わーい」

[main] 戸鞠カンナ : 「なぁに。大丈夫さ」
「私達だけじゃない、他にも世界を守ろうとする人達がいる」
「だからきっと、この世界は続いていくよ。何年でもね」

[main] 浅薙鉄郎 : 「4年後……高校卒業して、大学に入るか、就職するか……」
(……それまでに母さんと俺を捨てたアイツを見つけて、殺せてるといいな)

[main] 戸鞠カンナ : 「あ、生中おかわり!」

[main] 小鞠 桜 : 「カンナさん」

「今のセリフ、私が言ったことにしたぁい」
酔っ払い。

[main] 篠塚 アキラ : 「生中追加ですって」

[main] 浅薙鉄郎 : 「『生中おかわり』?」

[main] 小鞠 桜 : 「エッ」

[main] 戸鞠カンナ : 「えー……使用料取るぜー?」

[main] 小鞠 桜 : 「そんなぁ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「へべれけになってんなあ……」

[main] 戸鞠カンナ : 「五十万ガバスな!」

[main] 篠塚 アキラ : 「ベガス?」

[main] 戸鞠カンナ : 「ガハハハ」

[main] 小鞠 桜 : 「ゲーム帝国が終わった今、私に稼げる紙面が存在しなぁい」

[main] 浅薙鉄郎 : 「もうだいぶ会話が成立しなくなってる……」

[main] 時計 : 時間だ。支払いを終えて駅に向かおう。

[main] 郡界橋 一晴 : 「ちゃんと帰れるか送って行く方が良さそうだな……」

[main] 戸鞠カンナ : 「あー……大丈夫大丈夫」

[main] 郡界橋 一晴 : 支払いしておく

[main] 戸鞠カンナ : 「二軒目行くから」

[main] 福良 茉菜実 : 「うふふ、酔っ払いなんてこんなものですよっ。
 私もワイン1杯追加でお願いします~」

[main] 戸鞠カンナ : 「ガハハハ」

[main] 小鞠 桜 : 「朝だー……みんな、本当お疲れ様」
「今日はなんとねー、クーポンがあります」
「ドリンクバーの!!」

[main] 郡界橋 一晴 : 「それ大丈夫って言いませんよね」

[main] 浅薙鉄郎 : 「あ、僕も出します」割り勘

[main] 戸鞠カンナ : 「あ、支払いおねーさんが持つよー」

[main] 小鞠 桜 : 「ちょっと待って私も出すよう」
「酔っ払って未成年に支払い任せたとなっては立つ瀬がナッシング」

[main] 戸鞠カンナ : 「お酒がばがば飲んだしねー」

[main] 篠塚 アキラ : 「私は出しますよ。未成年とはいえ独立した一社会人ですから」

[main] 郡界橋 一晴 : 「2件目行かす金ここで払わせた方がいいかも」

[main] 戸鞠カンナ : 「未成年組は財布しまっとけぇ」

[main] 小鞠 桜 : 「きびしー」

[main] 福良 茉菜実 : 「はー、朝の陽ざしが気持ちいいですねー。
 もー、浅薙くん篠塚 さんもそんなこと言わず、支払いは私たちに任せてください!」

[main] 浅薙鉄郎 : (……お酒って高いんだな……)
「じゃあ……お言葉に甘えて」

[main] 郡界橋 一晴 : 「約束したばっかでしょうに。嫌ですよ仲間を酔っ払いの不審者としてニュースになってるの見るの」

[main] 小鞠 桜 : 「あ、エージェント組は週明け金曜までに報告書だって」

[main] 篠塚 アキラ : 「うー…ではお言葉に甘えまして」

[main] 小鞠 桜 : 「死!」
満面の笑顔。

[main] 戸鞠カンナ : 「大丈夫大丈夫。このくらい飲んだ内に入らないぜ」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……任務だけで済んでほしかったな」

[main] 福良 茉菜実 : 「お二人は私がタクシーで送り迎えますから安心してください、郡界橋くん」

[main] 戸鞠カンナ : 「タクシー? セクシー…!」
「ガハハハハハハ」

[main] 篠塚 アキラ : 「こっちは経費やら報酬の精算があるよ。雇われもフリーランスも事後処理大変なのは変わんないね」

[main] 小鞠 桜 : 「……やっぱ4時くらいに外を通った人、ディアボロスじゃなかった?」
そんなことを言いながら退店していく。

[main] 郡界橋 一晴 : 「福良さんがそういうなら……本当に大丈夫ですかこれ?」戸鞠を指さして

[main] 浅薙鉄郎 : 「……ありがとうございます。……すみません、本当」福良さんに謝りつつ

[main] 福良 茉菜実 : 「…あっ、週明けってもう24時間切ってる…。間に合うかしら~」

[main] 戸鞠カンナ : 「ノイマンはこのくらいじゃ酔わないぜー!」

[main] 郡界橋 一晴 : 「絶対ノイマン関係ない」

[main] 小鞠 桜 : 「ノイマンパワー!」
両腕を振り上げる。

[main] 篠塚 アキラ : 「それじゃあ後はお願いしますね」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ、大丈夫! 私に任せといてください」

[main] 浅薙鉄郎 : 「金曜まで、なので1週間近くはあるかと。……僕らは学校の課題もあるのでそこまで余裕って訳じゃありませんが」

[main] 戸鞠カンナ : 「あーん、福良ちゃんやさしぃー」

[main] 郡界橋 一晴 : 「ご迷惑をおかけして……」

[main] 福良 茉菜実 : 「さあさあ、小鞠さん、戸鞠さん、行きますよ~!
 大きめのワゴンタイプのタクシーがよさそうですよね。
 ほらほら、席に座ってみてください。フワフワですよ~」

[main] 篠塚 アキラ : 「さすが福良さん。保育士のスキルが輝いている」

[main] 戸鞠カンナ : 「うびゃびゃっ、ふわふわだー」

[main] 福良 茉菜実 : 「…あっ、週明けの金曜ってそういう! 私も酔いが回ってきてるかも~…」

[main] 郡界橋 一晴 : 「……気を付けて帰ってください」

[main] 浅薙鉄郎 : 「お疲れ様でした、お気をつけて。……約束、楽しみにしてますね」

[main] 篠塚 アキラ : 「なんなら金曜締め切りは次の月曜9時までセーフですよ」

[main] 福良 茉菜実 : 「この会社のタクシーは車内にほんのりアロマの香りが漂ってるんですよ。
 ほら、深呼吸してリラックスしてみてください~」

[main] 浅薙鉄郎 : (学校でもそれ言って居残り喰らってるやつ見たな……)

[main] 郡界橋 一晴 : 「不定休のUGNでもそうなのだろうか……」

[main] 戸鞠カンナ : 「スゥーーー! ゲホッゴホッ!」

[main] 福良 茉菜実 : 「金曜提出は月曜まで可…むむむ、もしかしてこれが世に言うライフハックというやつなんでしょうか…」

[main] 浅薙鉄郎 : 「福良さんまで悪の道に落とす訳には行かない……!」

[main] 篠塚 アキラ : 「あくらつな方の。前職はそれでなんとかしてたよ」

[main] 郡界橋 一晴 : 「苦労してたんすねえ」

[main] 篠塚 アキラ : 「ま、いろいろとね」

[main] 戸鞠カンナ : 「原稿なんて締め切りの日の内に出しゃいいのよ…!」

[main] 浅薙鉄郎 : 「無茶なものもあるとはいえ、締切は守らないと駄目だと思いますけど……」

[main] 小鞠 桜 : 「うん」

コード:00001
高校生でありながらUGNイリーガル。
会話能力に問題は見られない。
能力にも過不足はない。

コード:00002
高校生。
自信のなさと裏腹にエグザイルの力を完全に使いこなしている。
コミュニケーションに問題はない。
ただし、先の事件から経過観察。

コード:00004
動物を使うタイプの能力者。
女性的なパーソナリティはないが、
言語野などから過度の侵蝕の兆候は見られない。
カラスを常に引き連れているが、人嫌いではない。

コード:00005
本案件の年長者。
戦いに慣れているムードメーカーだが、
内面の脆弱性を感じ取れる言動が一つ。
今後の観察次第だが、友好的に振る舞えている。
ただし、懸念事項を別記。

コード:00006
友好的なパーソナリティだが、
人に配慮をしすぎているきらいがある。
それを踏まえても作戦遂行能力に問題なし。
衝動の兆候が見られないため、
破壊や殺戮の傾向が出た場合にのみ注意。

[main] 戸鞠カンナ : 「それはそう。耳が痛いぜぇー! ガハハハ!」

[main] 小鞠 桜 : スマホをカバンに入れて。
「朝だー」

[main] 福良 茉菜実 : 「そして、間に合わなかったときはちゃんとごめんなさい…って言わなきゃダメですよ~」

[main] 小鞠 桜 : 「わかってるようおかーさーん」
だらぁ。

[main] 郡界橋 一晴 : 「眩しいな……」帽子を目深に被る

[main] 浅薙鉄郎 : 「……夜更かしなんていつ振りにしたかな。……ひょっとしたら初めてかも」

[main] 篠塚 アキラ : 「あー、早く帰って…ちゃちゃっと処理終わらせて寝よ…」

[main] 福良 茉菜実 : 「ふふっ、お二人とも出発しますよ。
 住所は一応把握してるつもりなので、私に任せてゆったりしていてください」

[main] 戸鞠カンナ : 「らじゃー」

[main] 福良 茉菜実 : 「郡界橋くん、浅薙くん、篠塚さん、今日は皆さんとお話できて楽しかったです。
 また任務でご一緒することがあったら、よろしくお願いしますね」

[main] 浅薙鉄郎 : 「はい。その時はまた、よろしくお願いします」

[main] 郡界橋 一晴 : 「お疲れ様です。またご一緒することがあれば、まあ、今日みたくやれることをやらせて貰いますよ」

[main] 戸鞠カンナ : 「ほいほーい。みんな達者でなー」

[main] 篠塚 アキラ : 「こちらこそよろしくお願いしますね。福良さんも皆さんも、一緒にやってて心強かったので」

[main] 小鞠 桜 : 「お疲れ様でしたー」

[main] 浅薙鉄郎 : 「……それじゃ、僕らも帰りましょうか。……あ、そうだ」思いついたように篠塚さんと郡界橋君の方を振り返り

「母さんに使う言い訳に。……友達と話してた、って使っても大丈夫ですかね」

[main] 戸鞠カンナ : 「もちろん、だって私達は仲間だもんげ!」

[main] 郡界橋 一晴 : 「先輩に無理矢理付き合わされた、にしときな。その方がお前さんに責が向かない」

[main] 篠塚 アキラ : 「ですって。…仲間って、友達以上かな?」

[main] 小鞠 桜 : 「もんげー! イッテルビーム!」
   ――酔っ払いの最後の台詞。

[main] 浅薙鉄郎 : 「……はは。母さんにあんまり、嘘は吐きたくないもので。……楽しんだ分、その分の怒られは甘んじて受け入れます」

[main] 郡界橋 一晴 : 「損な性分だな。ま、そうしたいなら止めはしない」

[main] 浅薙鉄郎 : (郡界橋さんも中々だと思いますけどね)
「……それじゃ、これで。今日はありがとうございました」

[main] 福良 茉菜実 : 「お母さんに一番言いやすい言い方でいいと思うわ。
 きっと、ある程度は察してくれると思うから」

[main] 福良 茉菜実 : 「じゃあ、またね~。今日はありがと~!」
タクシーが出発して去って行きます

[main] 篠塚 アキラ : 「じゃ、わたしもこのへんで。おつかれさま」

[main] 郡界橋 一晴 : 「お疲れ様です」

[main] 戸鞠カンナ : 「ばいばーい」タクシーから手を振る

[main] 篠塚 アキラ : 「行け、カラスくん」カラスを上空に飛ばしてナビ代わりにてくてく歩いていく

[main] 郡界橋 一晴 : 皆が行ってから「俺も、帰るか」そう独り言を呟いて、遠回りをして駅に向かった

[main] 戸鞠カンナ : 「……ふぁ。ま、頑張りなよ若人たち」
「だらしない大人だってテキトーに生きてるんだから、君たちもきっと。もっと楽しく気楽にやれるようになるさ」
聞こえないよう、タクシーの中で一人呟く